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すきなひとすきなことすきなときすきにかく


ご本人のテクニックもかなり必要だけど、
コーラスや弦・管・打楽器奏者のテクニックも
半端ではないレベルで必要とされていて、
脇を固めた方達は、本気で音を楽しめたのではないかと。


剛さんの創作される音楽は、リズムが面白いのよね。
ゆらゆら揺らせておきながら、ズドンと落としてくれる感じ。
油断してたら、火傷するぜ!的な。
意外性の奇跡を感じてしまう。
ジャムるの好きそうだしなぁ。
偶然の産物も大いにありそう。


言葉で話すより、音で伝える方が判りやすい時があって、
それは音楽やっている人間の方が肌で感じやすいんだろうけど、
剛さんの音楽の凄いところは、音楽の素養が必要なんじゃなくて、
ハートの真ん中で愛を感じられるかどうかとか、
白でも黒でもない、灰色の部分を見つけられる眼力があるかとか、
曖昧な感情の中に真実を見つけられるかどうかが、
肝心と思わせてくれるところで。
少なくても、ワタシはそういうスタンスで聴いていて。
だから、必要以上に信仰心が深くなってしまって参ってしまう。


音の羅列を追うのは簡単だし、ことばあそびに酔うのも簡単。
その簡単なことだけじゃ理解しきれない深さが罪。
追っても攻めても判らない。


結局、もう好きで好きでどうしようもないです。
完敗です。
と、あっけなく負けを認める羽目になっちゃう。


盲目は愚かですか。
でも、ワタシはハッピー。