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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 V6 LIVE TOUR 2007 Voyager -僕と僕らのあしたへ- 10/20


心から楽しめたコンサートでした。


コンサートと言えば、いつもマナーに関して必要以上にチェックを入れてしまうのですが、斜め前にいたお嬢さんが興奮した時に何回かうちわが頭より上に上がってしまったことと、移動していたお姉さんを1名発見したくらいで、いつもよりはガッカリ気分が少なく済みました。無駄に奇声を発する方がいらっしゃらなかった気もするので、MCも楽しく聞くことが出来ましたし。もうこれだけで、コンサートとしては十分だったりします。他人に邪魔されることなく鑑賞出来る喜び、ってヤツです。V6のコンサートはやめられないなーと思いました。地元に来てくださる限りは、張り切って参加させて頂きたく!


今回の座席が、「裏側が見えちゃうよ!アハッ!!」という席だったので、余計な興奮を覚えながらの鑑賞となりました。何に一番興奮したかって、岡田くんがピアノと共にスタンバイしていた時です。軽くストレッチしていたのを見た瞬間、「むはっ!」ってなりました。えぇっと、どう説明していいか判りませんが、「さぁて弾くぞ。」的な雰囲気を感じてしまったもので。彼はいつも少しだけ力が抜けていて、やる気満々さが表に出てこない人だと思っていたからこそ、こっちが興奮する羽目になってしまうという。恐るべし、男前。


男前と言えば、坂本くんが凄かったんですよね。「僕と僕らのあした」でモニターに映し出された彼を見て、うっとりしました。男前オーラ出まくりでした。昭和40年代生まれの底力はナメちゃいけませんぜ。平成にはない魅力ってヤツです。やっぱり、ワタシは昭和スキー。


長野くんは、昔よくやっていたというテンションの高い挨拶をメンバーからのリクエストで急遽する羽目に。最後の方になると何を言っているのか判らなくなるという可愛らしいオチつき。本当にかわいい大人でした。ソロ曲がワタシ好みの雰囲気だったので、復習したいな、と。


井ノ原氏は、淡々とMCでの報告ってヤツをやってのけて下さったのですが、一部の観客が我慢出来ず、「報告プリーズ」といった雰囲気だったので、観客タイミングでの報告になっていたような気がします。まぁ、その後の展開で若干心臓掴まれたので、そのお話は少し後で。何はともあれ、気持ちよく「おめでとう。」が言えたので、個人的には良かったです。


森田くんは、ダンスのカウントの取り方がワタシ好みなので、見惚れてばかりいました。ソロ曲は破壊力満点なかわいらしさ。耳にやさしい声でした。ソロ曲の予習をして挑めなかったのが残念でした。もっと一緒に歌いたかったです。


三宅くんは、相変わらずの茶目っ気さ炸裂。無茶振り王子とも呼ばれていました。一部の観客が「三宅くんが話せば必ず沸く。」という素晴らしいノリっぷりで、長野くんから「サクラ」扱いされていたのが微笑ましかったです。アンコール終了後、最後までステージ上に居たのが印象的でした。ワタシの席からはほとんど見えない位置だったので、どんな感じで別れを惜しんでいたのかが判らないんですけど。彼に向けられた歓声がとても熱くて、ちょっとゾクゾクしたんですよね。三宅くんはいつもさらりと風を切って走っているイメージなので、そこに向けられた熱い空気の対比って言うんでしょうか。上手く説明出来ませんが、その熱い歓声がとても印象的でした。


で、問題の岡田くんです。何が問題って、そのカッコ良さなんですけど。ナポリタン組が衣装チェンジでハケている間、お兄ちゃんズと三人でMCを繋いでいたんですけど、何をどうしたのか、岡田くんがお兄ちゃんズのお尻をよく触るという話になって。その理由が「触りやすいから。」と。さらっと言ってのけたんですよ。変態ヲタのハートを鷲掴みですよ。何て言うか、過剰に男前な癖に、やることがいちいちかわいいって言うか、カッコいいって言うか、何をやられてもキュンキュンくるワタシがアホって言うか。もうぐったりでした。崩れ落ちすぎて。そう言えば、ひし形ステージから宙返りしてコケたの見た瞬間は、「!!!」でした。コケるイメージの全然ない人がコケるのって、萌え要素以外の何物でもなかったようです。あと、本人が「異常に汗をかいている。」と言っていたので、モニターを見たのですが、ホントにスゴイ汗でした。そう言えば、だらだらと汗をかくイメージもないなぁ。恐らく、彫刻扱いしているせいかと思いますが。だってねぇ、彫刻並みに綺麗だものねぇ。同じ人間であることを懺悔したくなるものねぇ。


で、だ。心臓を掴まれたお話も記録しておきましょ。井ノ原氏報告タイムの後、岡田くんからも大事な報告があります、って展開ですよ。そりゃ、心臓も痛くなりますよ。ワタシにはそれを冗談と受け取る程の余裕なんてないですよ。興奮してますから。まさか、と思いながらも心臓がバクつく悲しきヲタク魂ですよ。結局のところ、岡田くんのお姉様がご結婚なさったとのことでしたけど、あの時の痛さは二度と感じたくないですね。と言いつつも、いつかはまた、今度はホントに痛くなるんだろうなぁと思うと、ワタシも意外と熱いヲタクだったかーと溜息ひとつでした。ゆるめに応援している人ですら心臓痛くなるってことは、大本命だったら心臓止まるんでしょうかねぇ。胃か涙腺には直撃しそうな予感がします。


さぁ、気を取り直して。


あまりのグダグダっぷりにウププと笑いが止まらなかった「愛しのナポリタン」ですが、井ノ原氏演ずるヒガシ(トシちゃん風)、三宅くん演ずる健太(ヒロミゴォ途中からつられてトシちゃんもどき)のふざけっぷりが非常に面白かったです。メンバー曰く、史上最高にグダグダだったそうですし。大人がおバカするのって、ついついニマニマしてしまいます。


えぇっと、完全に順番が前後していると思いますが、続けます。


カミセン曲からトニセン曲へ移行する際、ポップアップの下から花束が飛んで来るのですが、その状況がよく見える席だったので、「あ、カミセンが投げた!」と思っていたら、後でその説明があって、観客の多くが「ほぉ〜。」、「へぇ〜。」みたいな反応だったような気がします。そっか、見えないんだ、って今更。いつもね、同じコンサートを何度も見る気持ちが判らないと非ヲタクの人から言われるのですが、座席によって見えたり見えなかったりすることがあるから、やめられないんですよね。


個人的鳥肌ゾゾゾな楽曲が「MUSIC FOR THE PEOPLE」、「サンダーバード」、「TAKE ME HIGHER」だったりするのですが、全部網羅して頂きました。各曲のオープニングがかかる毎に崩れ落ちていたりして、同行者に笑われました。だって、スキなんだもん、どうしようもなく。踊る体力が残っている限りは、組み込んで頂きたいものです。


「HONEY BEAT」、見渡す限り「笑って」のフリをやっていたような気がします。あの一体感はたまらんです。一般人でも楽しく参加出来る手の動きと言うのは、嬉しいものです。





とりとめもなく、ねかしていた割には大したことも書けませんでしたが、超満足です。いつかこの記録を自分で読んで、ニマニマしてしまうであろう自分が可哀想で可愛いじゃないですか! という訳で、さらりと言い逃げ! ここまで読んで下さってありがとうございました。