transparency

すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 ラスト・フレンズ 最終話


はらはらと涙を流しながらの鑑賞だったはずが、最後の方になるにつれてツッコミ入れながらの鑑賞になってしまい、何とも言い難い感情が残るには残ったのですが、瑛太のやわらかな演技に救われました。主人公がたいそう湿っぽいキャラクターだったので、そこにさらりと吹く、風のようなやさしさが心地良かったです。結局、タケルの問題は何も解決されなかったような気がしますが、瑠可の「夫婦って案外こういうもんなのかね。」からの言葉たちがタケルにとっての救いになったのかな、と思いました。


好きな役者さんが多い作品だったので、それだけでも十分だったのですが、それぞれが快演、怪演されていたと思うので、今後の活躍に更なる期待をしています。それと、錦戸くんの涙とやさしい声での呼びかけというのは、涙腺直撃だったということを思い出した作品でもありました。