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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

詩的私的ジャック (講談社文庫)

詩的私的ジャック (講談社文庫)


読了エントリこそ上げていませんが、S&MシリーズとGシリーズを並行して読んでいます。思い出したかのようにエントリを上げますが、それは、この作品で初めて犀川先生のことを好きになったので記念のようなものです。ワタシの中で、ようやく人間として認識出来たと言うか、心の中のほんのわずかな部分に触れたと言うか、上手く説明出来ないのですが、好きになってしまって。特に、最後の一節には鳥肌が立つ程でした。個性的な人を好きになることが多いので、やっぱりね、と自分で納得したりもして。著者の作品は、ワタシの頭では一度読んだくらいでは理解出来ないところが多いので、またいつか二度目、三度目と読むと思いますが、この作品は真っ先に手が出るのではないかと、そんな気がしています。