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 余命1ヶ月の花嫁


余命1ヶ月の花嫁*1試写会鑑賞。思う存分泣いてきました。


本当に苦手ジャンル*2だったので、鑑賞するかも悩んでいたのですが、深夜に勢いで応募した試写会が当選してしまったので、意を決して参加してきました。試写会当選したの、7年ぶりくらいだったんですよね。それで大本命を引き当てるとは、ワタシのヲタク運はまだまだ残っているようです。


さて、試写会参加が久しぶりで挙動不審気味なワタシでしたが、前左右の方が食事&おやつを摂取されていて、その強烈な匂いに凹んじゃいました。えぇっと、座席で食べるのってアリだったんですか? 出来たら、匂いの少ないものでお願いしたく・・・。(ここで言っても・・・)


本編の前には予告映像がアレコレ流れるのですが、いきなり「ROOKIES」から始まったので、涙目でした。たけるん!(キャッ)というテンションになりそうになったのですが、しろたんと高岡くんの熱演に涙腺が怪しい感じになってしまって、泣ける映画の前に泣ける予告って!と思いつつ。


前置きが長くなりました。どうしても、宣伝活動がしたいので気持ちが悪いテンションで行ってみます。


瑛太はパーフェクトでした。あ、個人的ストライクゾーン、ど真ん中という意味です。ワタシが求めている姿がそこにあったので、作品が訴えようとしているところを無視して、またしても邪な感情を持ちつつの鑑賞になってしまい、自分に総ツッコミ入れながら時は流れました。間違った鑑賞を止められないのは本当に申し訳ない限りなのですが、この作品に関しては、時として目を閉じてしまいたくなるシーンもあり、頭の中では過去の記憶が蘇ってしまって、集中力が途絶えてばかりだったので、仕方がなかった、と思うことにしました。あ、パーフェクトと言いましたけど、鼻水だらりのシーンで我に返りました。それは最後のシーンだったのですが、そこまでは夢を見ているような感じでした。素敵過ぎて。不謹慎極まりないのですが、Tシャツ脱いだシーンで「背中!!!!!」と興奮。いい体で参ります。


榮倉さんは、とても、とても、良い演技をされていたと思います。千恵さんがどんな人だったのかはほとんど知らないのですが、意思の強さと生きようとする気持ちがしっかりと現れていました。強くない人だったら、闘病中に取材は受けられないと思うんですよね。少なくても自分だったら無理です。少しでもいいところ見せようと無理しちゃうでしょうし、無理が出来なくなったら投げ出しちゃいたくなるでしょうし。


主題歌は、JUJUの「明日がくるなら JUJU with JAY’ED」。これが心に染み入って。元々、いい声の持ち主だな、とは思っていたのですが、作品を観て涙した後に彼女の声を聴くと、更に泣けました。千恵さんの言葉に「明日が来ることは奇跡です。」とありますが、この楽曲の歌詞にも「明日がくるなら 何もいらないよ ただ君だけに 笑っててほしいから いつでも」とあって。そこが響くんです。ずっしりと。いつかは明日が来なくなる。その日に向かって歩いている訳ですが、時々、そんな現実を受け止められなくなるんですね、ワタシは。もしその日にひとりだったら、とか考え出すと朝まで眠れなくなったり。バカですよね、今からそんなこと考えても仕方がないのに。ワタシはどこかズレていて、どこか間違っていて、どこか足りない人間なので、いつでも迷走しているんです。もっとスマートに生きたいものです。


脱線しちゃいました。


もっとね、壮絶な闘病描写を想像していたので覚悟して観に行ったですが、目を背けたいシーンは少ししかなく、病気を主題にした作品と言うよりは、恋人達のやさしい気持ちがいっぱい詰まった作品だと感じました。もちろん、ガンは早期発見が大切だと言う事は伝わりましたし、看病の大変さ、切なさ、「自分には何が出来るんだろう。」ってことを真剣に考えさせられる作品でした。久しぶりに、前向きに生きることを考えました。


女性の方には是非鑑賞して欲しいと思います。榮倉さんと瑛太の一生懸命が詰まっています。人によって感じ方は違うとは思いますが、決してお涙頂戴な作品ではないので。ワタシは、家族や恋人、友達に、やわらかくてあたたかい気持ちを届けたくなれました。観に行けて良かったです。目を背けてはならないことに、またひとつ向き合えました。

*1:http://www.hanayome-movie.jp/index.html

*2:病気モノがとにかく苦手、特にガンが苦手