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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 GOEMON


GOEMON*1鑑賞。


男前と別嬪さんがいっぱいで、何を観に行ったのか判らなくなってしまいました。結論から言えば、紀里谷さんの作り出すものとの相性がとてもいいということが判ったのと、たけるんがソリッドな感じでとてもワタシ好みだったということです。


たけるんの存在に関係なく、この作品は観たい!と思っていたので、のっけから紀里谷ワールドに引き込まれました。CG多用の作品って、出来によっては「・・・。」ってなることもあるかと思いますけど、流石でした。ほとんど違和感はなかったと思います。強いて言えば、馬に「ん?」と思った瞬間はありましたけど、その他には圧倒されました。紀里谷さんって監督にしておくにはもったいない程男前だなーと以前から思っていたのですが、まんまと明智光秀役で出演されていました。そして、どんだけ作品に関わっているんですか!というくらい、クレジットで名前を見かけました。そういうところ、好きだなーと思ってしまったり。


たけるんは、起用したスタッフもビックリする程出世してしまったと思うので、今となってはもう少し出演シーンがあっても・・・と思わなくもなかったのですが、短い出演時間の中でも、美しさ、真っ直ぐさ、強さを感じることが出来て、感動しました。大沢さんが演じた成長後の才蔵へ、上手くバトンを渡せていたと思います。この作品での才蔵って、真面目で硬派、人の心を判っている人だと思うんですね。そんなところも上手く表現していたんじゃないかな、と思いました。それにしても、綺麗でした、たけるん。鳥肌がぞぞぞーって立ちましたもの。


そんなに注目している訳でもないのに、数多くの作品を観る機会があるという江口さんが素敵でした。胸板とか・・・。冗談はさて置き、のらりくらりと生きる人を演じさせると、本当に上手い人だなーと思います。走り方が時代劇風ではないので、内心くすりと笑ってしまったんですけど、存在感があるので映えるんですよね。そして、広末さんがとても綺麗でした。声が好きなので、目でも耳でも楽しませて貰いました。要さんのヒール役はいいなーとか、玉山さんの使い方がもったいないとか、戸田さんが可愛らしすぎてヨダレ出るかと思ったとか、奥田さん、伊武さん、寺島さん、平さんというオジサマ達の素敵っぷりは上手く表現出来ませんが、ファザコンのワタシ的に豪華なご馳走出されまくりでクラクラしました。ジャニーズもアミューズもいいけれど、パパドゥ*2も相当いいですよ、ハイ。


えぇっと、大脱線しましたけど、最近戦国時代にダダハマっているので、史実とは違う解釈があったとしても、大変楽しく鑑賞することが出来ました。そして、たけるん。短いシーンで結構な衝撃を受けてしまったので、「BECK」観たらどうなるんでしょうねー。心臓ひとつで足りますか?

*1:http://www.goemonmovie.com/index.html

*2:江口さん、伊武さん、作品には全く関係ないけれど瑛太も