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すきなひとすきなことすきなときすきにかく


「バカみたい。」と自分へ呟きました。


普段は歌わない「ONE DROP」を口ずさみながら運転していたら、ポケットの中がブルブルと。信号は赤。ついに来たかと開いてからは、魂が抜けてしまったかのようで、視界をぼやけさせないように堪えるだけでした。そして、噛んでいた口からこぼれた言葉が「バカみたい」。泣くほど好きな自分がバカみたいで、その後は泣き笑いみたいな感じになってしまって。アレコレぼやいて、折れた気持ちをほったらかしにして、それなのに往生際は悪くて、「どうせ引導渡されるなら、本人のパフォーマンスで渡されたい」なんて言ってみたりもして、気持ちは東京へ飛んでいるのに、やっぱり不安で仕方がなかった時間。もう、離してくれていいよ、と思っていても、気持ちの奥の奥では、そんなの嫌だ、離さないでって思っていた、面倒臭いワタシの心は救われました。神様も仏様も人間様も、ワタシを見離さないでいてくれたようです。


今の彼がやりたいこと、出来ることを、全力で見つめてこようと思います。心の中の余計な感情を取っ払って、ぶつかって来たいです。そうしたら、次の扉を開けられると思うんです。


今度こそ、灰になれたら。