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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 BANDAGE


BANDAGE*1鑑賞。


結論から言えば、とても良かったです。赤西くんのビジュアルが良かったし、ライブのシーンが始まる度に鳥肌が立って、涙腺が歪みました。きいちゃんの怪物っぷりに溜息が出たりもして。贔屓目なので正しい判断が出来ませんが、良い作品だったと思います。上手くは言えませんけど、「岩井×小林」色を感じる瞬間がありましたし、予習した甲斐があったと思いました。


前半部分のテンポがとてもワタシ好みで。ナツとアサコのかけ合いが心地良いテンポでした。萌えっぱなしで、このままじゃ息が続かないかも・・・なんて思っていましたけど、確執部分が描かれ始めてからは、萌えるのを一休みして、真剣に鑑賞出来ました。


長回しのシーンは、息するのを忘れて鑑賞していました。きいちゃんが抜群に良かったです。あのキスシーンを演じられる18歳は、この先頼もしいな、と。泣き崩れるアサコと歌うナツがね、切ないんですよね、とても。あ、そっか、この作品は「恋」も描かれているんだった、なんてそこで思い出してみたり。アサコ役がきいちゃんで良かったと本気で思います。彼女の透明な雰囲気がなかったら、この作品の「恋」の部分って、少し汚く描かれていたかもしれないよなーと思ったので。


ラストシーンは、反則だよーなんて涙を浮かべながら。あの角度、あの照明、ナツの動く唇に重なるアサコの歌声。最後の最後で心を全て持っていかれる美しさでした。


時間が作れたら、また観に行きたいです。記憶力がないので、あれこれこぼれ落ちてしまっていて悔しいんです。ユカリさんのお洋服がとても可愛らしかったとか、リュージが流石のパフォーマンスを披露してくれたとか、アルミの専門用語の羅列に困らなかったことが嬉しかったとか、ミハルがすごく歌が上手くてビックリしたとか、交換日記用のノートが昔自分が愛用していたものと同じだったとか、あのパタパタと変わる時計見たことある!って思ったとか、電話の子機の形に懐かしさをいっぱい感じたりとか、それくらいしか覚えていないんです。あ、ウソ言いました。もう一つ強烈な記憶。あの灰色のレギンス(ワタシにはももひきにしか見えなかったけれど)はひどかったこととか。あのぷにゅーってした太ももにはちょっと引きました。あんなにかっこいいのにぷにゅーって・・・。ま、いっか、そこ以外は強烈にかっこ良かったし。


あ、早急にサントラ買わなきゃ!って鑑賞しながら思いましたけど、その判断は正解かしら。ハッピーズの楽曲が気になります。やっぱり、もう一回は観なきゃダメね。


小林さんには感謝ばかりです。あの赤西くんが懐いているんだから、本当にいい現場だったんだと思います。この作品で得た何かが、赤西くんの未来を更に輝かせてくれることを祈りつつ。纏まらなかった感想はこれにてお仕舞いです。