レポートではありません。未来のワタシが今を思い出してほっこりするための記録です。
人間、予想の上を行く嬉しい事態に遭遇するとついつい奇跡という言葉を使ってしまいますが、ワタシも例外なく、奇跡が起きたと簡単に口走ってしまいました。奇跡といえば大袈裟かもしれませんし、奇跡ではなく、彼らのやさしさが素敵な時間を作ってくれた、というのが正解かもしれません。まさか、記憶を派手に飛ばしてしまうほど、自分がとっ散らかるとは思いませんでした。約二年ぶりのコンサートということで過剰に緊張もしていました。用意していただいたお席は上から数えた方が早かったので、奇跡が起こればトロッコが近くを通るかもしれないけど、期待し過ぎはダメ!とは思っていました。
シングル曲メインで、近々のライブで披露されたアルバム曲はやらないだろうと勝手に思っていたので、ワタシのやらないであろうリストに入っていた楽曲のイントロがかかった瞬間ガッツポーズしたり、フリを必死に覚えた楽曲は体が自然と動いたり、一気にはしゃいで具合悪くなりかけたり、序盤から20周年の熱量を存分に感じました。ファン全員が納得するセットリストは組めないと思うけれど、大方のファンは満足出来るのではないかと思わせる楽曲数とダンス量でした。
中盤になり、大きな歓声が起こったと思ったら1階スタンド席の辺りにスポットライトが当たりました。きたえーるでのコンサートにはそこそこ参加していますが、あまり多くはない演出なので見惚れてしまったし、2階スタンドにトロッコが通るとすればコンサート終盤、とまたしても勝手に思っていたので、完全に油断していました。そんな中、とても近いところで歓声。トロッコが通ると思っていたワタシは大混乱でした。歩いている光景がとても信じられなくて、奇跡が起こってしまった、それも想像の斜め上を行く奇跡だと思いました。視線がゆっくりと横に流れていて、ああ、丁寧にファンを見ているなあと感動もしました。
コンサートにおける距離感って、あって当然、どんな距離でも楽しめるコンサートが正解なのかもしれないけれど、でも、やっぱり近くで観られた方が嬉しいという感情がワタシにはあります。ですから、可能な限りで会場のあちらこちらに立つ演出というのは涙する程嬉しかったし、後になって、人様の呟きを読んで思ったのですが、V6がファンを信頼しているからこの演出が成り立ったのかもしれないな、と。2階スタンドの通路を彼らが歩くにはファンが駈け寄らないことが必須で、それが出来ると信頼されていたんだな、と。
そんな奇跡が起こり、ワタシの頭の中は完全にとっ散らかってしまったようで、大好きな楽曲が披露されたのにも関わらず、まるっと記憶がないという残念な状態になりました。今、思い出しても怖くなりますが、本当に1秒も覚えていません。あの瞬間、ワタシは何をしていたのかも覚えていませんが、今度があれば、取り乱さないようにしたいと思います。好きも程よくが大事(多分)。
末っ子がとてもいい末っ子でした。いつもはかっこよくて美しい人だと思っていますが、メンバーへの好きがダダ漏れしていてただただかわいらしい人でした。やさしい声が聞けたこと、今思い出しても胸の真ん中が温かくなります。会場でお礼を言って来られなかったので、ここで言っておきます。来てくれて本当にありがとう。
セットリスト(拾い集めたものなので参考程度でお願いします)
- Wait for You
- Supernova
- 太陽の当たる場所
~MC
- Can do ! Can go !
- SPOT LIGHT
- グッディ!!
- HONEY BEAT
~MC
- HONEY(トニセン)
- 涙のアトが消える頃
- GUILTY
- キミノカケラ(カミセン)
- will
- SP"Break The Wall"
~MC
~第一楽章
- Orange
- IN THE WIND
- 愛なんだ
~第二楽章
- 愛なんだ
- WAになっておどろう
- バリバリBUDDY!
~第三楽章
- ジャスミン
- 野生の花
- 蝶
- GENERATION GAP
- 本気がいっぱい
- Believe your smile
~第四楽章
- over
- 愛のMelody
- Darling
- スピリット
~第五楽章
- 君が思い出す僕は 君を愛しているだろうか
- Timeless
- Sky's The Limit
- ROCK YOUR SOUL
~最終楽章
- 出せない手紙
- ありがとうのうた
- Wait for You
~ MC
- ~此処から~
~アンコール
- MADE IN JAPAN
- HELLO
- CHANGE THE WORLD
~ダブルアンコール
ひとりひとり挨拶