8月5日発売のDIGITAL SINGLE「HIT」。SEVENTEEN本体としては初めてのデジタルシングルでしたが、この1曲のために特設サイトが開設されていたりと、今までのアルバム同様、深い気持ちが込められているプロモーション(DIGITAL SINGLE「HIT」プロモーション 7/24〜8/5 - transparency)でリリースまでの時間も楽しませてもらいました。
私は配信で楽曲を購入したことがなかったので、ドキドキしながらApple Music*1にて購入しました。SEVENTEENを好きになって以降、こういった初めての経験をさせてもらう機会をたくさんもらうので、ありがたいなあと思っています。
この楽曲はジャンルでいうと"EDM*2"に入るようなのですが、踊れない私でも思わず体が揺れてしまうくらい、最初からかっこ良くて気持ち良くなりました。まず、「HIT SOUND」「Wow」というフレーズが繰り返し使われているのが印象的で、歌おうと思えば誰でも一緒に歌える、みんなで盛り上がろうという気持ちが存分に伝わります。「HIT SOUND」に関しては主旋律の裏でも使われているので、伴奏のような効果も持たせているのかなと想像したり。「BRRRR」「SAA」というフレーズで雄々しさと勢いが生まれて、かっこ良さが増幅したりも。歌声にエフェクトがかけられている部分もあり、誰の声なのか聴き分けが難しいけれど、人の声も楽器のように使えば楽曲に様々な色付けができることを教えてもらえた気がします。そして、楽曲に勢いを与えるために、インテンポかそれより気持ち早めにリズムを取っているように私には聴こえるのですが、バーノンのソロパートでほんの僅かだけ後ノリな上に息を置いてくるような歌い方をしていて、これが無意識なのか、プロデューサーの指示なのかは分かりませんが、そのノリの違いがこの楽曲を単調にしない仕掛けになっているのではないかと思ってゾクっとしました。SEVENTEENの楽曲と言えば、細かなパート割で時にはパートを被せて畳みかけるような印象を与えてくれることが多いと思っているので、大サビ前のユニゾンでは珍しさも相まって、個人的には一番ブチ上がりました。
私の韓国語の勉強は独学で亀よりも遅い歩みなのですが、歌詞を知らずに「HIT」を聴いていてもしかしたらひとつの単語が聴き取れたかも?と思った瞬間がありました。購入した音源では歌詞が表示できなかったので、後に公開された応援法動画*3のテロップにて歌詞を確認したら、「음악【ウマク】(音楽)」が聴き取れていたことが分かりました。この時の喜びは今でも覚えているので、これからも少しずつでもいいから学びを続けたいと思いました。
それと、デジタルシングルでリリースしたのは何故なんだろうと思っていたのですが、彼らが取材を受けた記事があって、言葉の壁に阻まれつつも何となく理解しました。
デジタルシングルでリリースした理由が言及されていたので、自分用メモ。英語は機械翻訳にお願いしたので訳はふんわりとした感じで。
— finalblue (@lyricalmurderer) 2019年8月23日
Seventeen Reveal First Details of 'Liberating' Third Full-Length Album, Growing Bond With Overseas Fans https://t.co/PpN2CJGwHV @billboardさんから
It's a new beginning and we wanted to start it out different, a digital-single comeback was a way to do that.
— finalblue (@lyricalmurderer) 2019年8月23日
新たな始まりであり、違った形で始めたかった。デジタルシングルでのカムバックはそのための方法、だと。
Seventeen emphasize a "new color" and a feeling of "liberation" in their forthcoming album.
— finalblue (@lyricalmurderer) August 23, 2019
今度のアルバムで「新しい色」と「解放」を強調する、と。
この「HIT」を含むアルバムが9月16日にリリースされます。彼らの新しい世界がどのように広がっていくのか、楽しみで仕方がありません。