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SEVENTEEN WORLD TOUR Ode to You, Off the Record

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ワールドツアーの模様を収めた216ページというボリュームたっぷりのフォトブックです。メンバーそれぞれのフォトカードが13種セットになって付いています。以下、感想などを。

  • Prologue : Ode to Youと題したページに記された「ワールドツアー「Ode to You」を作り上げるまでにはSEVENTEENのメンバー13人の激しい悩み、体力を超える情熱、カラットに向ける熱い愛があったからこそ可能であった。」という一節に、胸がギュッと。彼らは生まれた時から何でもできた訳じゃなく、計り知れない努力と苦悩を乗り越える強い意志で私たちの前に立ってくれていることをずっと覚えておきたいな、と。
  • #1 Ode to You, On the Recordと題したページでの質問「次のコンサートでカラットに聞かせたい曲は何ですか?」に対して「「Together」をお聞かせしたいです。カラットの皆さんと永遠に一緒にいたいからです。」と答えるジョンハン。私は永遠なんてないと思ってるけど、そんな私でも永遠を信じたくなります。
  • ジョシュアのページの「リハーサルで流す汗がステージで光になってくれると信じる。それが、僕が観客のいないリハーサルでも全力を尽くす理由だ。」には震えました。かっこよすぎる。
  • ウォヌのページの「SEVENTEENは僕にとって光のような存在だ。臆病な僕をステージに導いてくれて、存在感の弱い僕にハイライトを照らしてくれるSEVENTEENは僕のすべてだ。」には、その言葉の強さにドキっとしました。ウォヌが臆病さなんて感じさせず、スポットライトの下で存在感を放っているように見えるのは、自分にとってすべてと言い切れる人たちが側にいるからなんだな、と。
  • 「「Ode to You」ワールドツアーの中で、一番気を使ったところは何ですか?」という質問に対して、ミンギュが「ステージの上で僕の幸せな姿だけをお見せしたくて、たくさん笑おうとしました。パフォーマンスをしながら時々大変な時もありましたが、それをバレたくはなかったんです。」と答えていましたが、別のコンサートでもミンギュはたくさん笑って、目の前でたくさん盛り上げてくれたことを思い出しました。自分も楽しむ、CARATも楽しませる、そして心配をかけたくない。そんな気持ちが強いのかなと思うと私も笑ってその場に居合わせたいな、と思いました。
  • #2 Ode to You, Off the Recordと題したインタビューページでの質問「悩みをよく打ち明けるSEVENTEENのメンバーは誰ですか?」に対して、バーノンが「ディノです。ディノは僕の話を偏見なく聞いて、冷静に助言してくれます。」と言っていて、パフォーマンスに関して情熱的な上に、冷静に助言もしてくれるウリマンネはなんて頼もしいんだろう、と。いつも思っていますが、ディノがマンネのSEVENTEENは強いな、とあらためて。
  • スングァンがジョンハンのことを「どんなことでも諦めないようにして、ストレスをたくさん受ける方です。」と言っていたことにはありがたい気持ちでいっぱいに。分かっている人が側にいてくれるだけでも、気持ちが楽になれる瞬間があるかもしれないなあ、と。
  • スングァンが大切にしている曲の中でも一番好きなのが「Pinwheel」で、ボーカルチームとして初めてMVを撮った曲なので、意味深いと言ってくれたのが嬉しくて。日本で撮影してくれてありがとう、と17億回くらい思ったことをまた思ってみたり。
  • ホシが「Thanks」の「お互いの心に刻んであるから」という歌詞が素敵だと言っていて。「年をとって、ステージに立てない日が来ても、この歌詞のようにSEVENTEENのことを覚えていただければと思います。もちろん僕も永遠に心の中に刻んでおいて、忘れません。」とも言っていたけど、私も彼らとの時間は永遠に忘れないと思います。
  • ジュンにとってホシは火のような人で、ウォヌは風のような人。とてもいい表現。
  • 仕事を休むような病気も怪我もしたことがないんじゃ?と思っていたので、ジョシュアの最近最大の悩みが「健康」というのはとても意外。頑張って運動していることには頭が下がります。見習わなきゃ。
  • 「ウォヌは可愛くてすごく面白い子です。」ってジョシュアさん、ウォヌの可愛いエピソードが聞きたいです!!!
  • 「平凡な20代の青年として望むことがあるとしたら、何ですか?」との質問に、「もっと望むことはありません。」「たまに「30代、40代の僕はどんな姿だろう」と想像してみましたが、やっぱりSEVENTEENとして頑張って活動しているんじゃないでしょうか?」とジョンハンが答えていて、私にとってこれ以上の回答はないな、と。そう思っていてくれているだけで、私は幸せな気持ちになります。
  • 「悩みがある時、それを解決するジョンハンさんだけの方法がありますか?」との質問には「「時間が薬だ」という言葉を信じて、時間が経つことを待ちます。深く悩んだとして、問題は解決しないので。」と答えていて、なるほどなあ、と。覚えておきたい方法です。
  • 「悩みがある時、それを解決するミンギュさんだけの方法がありますか?」との質問に「悩みが生じると、絶対戦って勝とうと努力します。体と精神で対抗してみますね。」と言うミンギュが頼もしくて。逞しい精神の持ち主がいるグループはピンチの時でもきっと頑張れる、そんな気がしました。
  • Epilogue : Ending Note from SEVENTEENと題したページで、「実は「Ode to You」で一番大事なのは華麗なパフォーマンスでもなく、空を突き破る歌唱力でもなく、SEVENTEENとカラットの皆さんが心を分かち合うことだと思いました。」とウジが言っていましたが、心を分かち合うことはそう簡単なことではないと思うけど、それでも、彼らとなら同じ気持ちになれるんじゃないかと思えるくらい、彼らのことが好きだし、彼らが私たちに寄り添ってくれていることを実感しています。
  • SEVENTEENが歌う度に曲に合わせて応援してくださって、一緒に踊って、僕たちの曲を一緒に歌ってくださるカラットの姿はとてもきれいでした。」とスングァンが言ってくれていましたが、私も彼らがきれいだ、美しい人たちだと思っているから、見えている景色は違っても、同じ感情を持っているんだな、と思えて嬉しくなりました。
  • 「皆さんがSEVENTEENに会いに来てくださる手間を絶対に忘れません。」とディノが言ってくれたことには胸がギュッと。そう思ってくれる人がいるだけで、会いに行くことが簡単ではない私の心は救われます。


全てが美しいSEVENTEEN。最初から最後まで同じ気持ちで読み進めた一冊でした。捲れど捲れど美しい写真が並ぶのには目が潤いましたし、私たちにはいつも楽しい姿を見せてくれる彼らの見えないところでの葛藤、労り合う気持ちが伝わってきて、胸の真ん中が温かくなりましたし、目頭が熱くなりました。心が動きました。メンバー同士の関係性がそれぞれ違ったり、メンバーの知られざる一面も垣間見れたりして、新しい発見がありました。


ビジュアルをキープしつつ、歌い、踊り、CARATと疎通し、笑って、また歌い、踊る。精神的にも肉体的にも厳しい状況に置かれ、それでもCARATにいい姿を見せたいという一心で駆け抜けようとしたワールドツアーが当初の予定を完遂できなかったことを思うと本当に胸が痛くなりますが、彼らなら心折らずにまた私たちの目の前に立ってくれると信じています。そう信じさせてくれる彼らがやっぱり大好きです。そう強く思わせてくれるフォトブックを届けてくれてありがとう、と気持ちを飛ばしてみます。


彼らと私たちの願いが近い未来に叶うことを切に願います。必ず会える。会える日は必ず来る。(言霊)