「あずみ2 Death or Love」鑑賞。
上戸彩のみずみずしさが光る。
前作より、殺陣の迫力が若干なかったような気がするが、
彼女の瞳と肌の美しさで、そんなことは問題なし。
意外とあっけなくヤラれてしまう石垣佑磨。
絶対に怪しいぞと思われるオーラ出すぎの栗山千明。
極道なのか忍なのか訳判らないけど、迫力は完璧な高島礼子。
怖い顔なのにニコニコ笑顔な遠藤憲一。
そして、何よりもステキだったのは、小栗旬の背中。
俳優は、演技が上手くないと駄目かもしれないけど、
姿かたちも大切だと思う。
うっすらと存在する愛情を、不器用ながらもそこに残し、
静かに逝くシーンには、感動してしまった。
「生きろ。」とワタシも言われたい。
副題、Death or Loveというだけに、
主要キャラクターが死にまくりで、正直驚いた。
この作品は気に入っているから、
誰か彼かに生きていてもらって、
次回作への期待感をもっと残して欲しかったような気がする。
愛情にはいろんな形があり、
それはどんな時代でも変わらない。
ワタシにはどんな愛情が残されているというのだろうか、
と思わず深く考えてしまう作品だった。