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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 おと・な・り


試写会にて「おと・な・り」*1鑑賞。


音を主軸に作られている作品ですから、主演のお二方の声も素晴らしく。本当に心地良い響きでした。何だかくすぐったいような台詞があったりするのですが、その度に内心「ヒィィィイ!!!」ってなってました。岡田がカメラマンだなんて、ワタシに対するご褒美。美しい指に見惚れ、モデルさんやメイクさんにかける声に聞き惚れ、ぜーぜーしました。ワタシの大好物「肘から指先まで」も、これでもかってくらい拝めましたし。冷静に考えると、お隣さんの生活音が聞こえ過ぎる住まいってどうよ?と思ってしまうのですが、そんなことはどーでもよくなるくらい、岡田が良かったです。あ、麻生さんのやわらかな雰囲気も良かったです。ふわり、という感じでした。「風を集めて」を口ずさんでいる声がまた良くて。そして、谷村さん。彼女はとっても素敵です。テンポが気持ちいいんですよね。ドタバタしている感じが上手に表現されていたと思います。彼女の登場によって、さらりふわりとしていた主人公達の生活に、少し変化が見られて。ストーリーが進み、どうやってネタバレするんだろーってドキドキしながら観つつ、風景写真、お花、コーヒーとワタシの好きなもの達があちこちに散りばめられている作品だったので、とても満足な鑑賞となりました。ヘッドフォンで聴きたい作品でもあります。風景写真が飾られているお部屋で、お花を買ってきたりして、コーヒー入れちゃったりして。思い出せば、やわらかな気持ちになれます。岡田は苦手に思っているかもしれないけれど、恋や愛のお話、とても素敵に演じてくれるので、ファンとしてはやっぱり待ってしまいます。


瞳の魔力にまたしてもやられたのでした。吸い込まれて、戻れません。