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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 ARASHI Time SUMMER TOUR 2007 –コトバノチカラ- 7/22


初の嵐コンに、ハートを鷲掴みにされました。ワタシの理想に限りなく近くて、それはもう素晴らしいコンサートでした。そして、何を血迷ったか、19歳の素敵男子をロックオンしてきましたので、その辺についても少々。


ネタバレを回避したと言う訳でもなかったのですが、あまりにも予習不足で参加してしまったので、大丈夫かなーと思っていたのですが、それは杞憂に終わりました。見るもの全てが新鮮でしたし、嵐というグループの底知れない力を見せ付けられました。知らない曲でも楽しむことが出来るというのは、そのグループの力量によるものだと思うんですね。緩急自在と言えばいいのでしょうか。ポップな楽曲なら会場にいる全員でアゲアゲになれるし、バラードなら水を打ったような静かさで聞き入る。そんな感じでした。場内の集中力が素晴らしいとも思いました。空気読めない悪い大人もいることはいましたけど、ごく少数だったと思います。危険行為に及んだ方も残念ながらいましたが、こちらもごくごく少数でした。ほとんどの時間が気持ちのよい時間でした。愛だなー、と思いました。ワタシは、毎度毎度しつこく言っていますが、コンサートと言うのは、ステージ上にいる演者だけではなくて、観客も一緒に作り上げるものだと信じています。例えば、コールアンドレスポンスを求められれば、可能な限り応えたいと思いますし。演者が嬉しくなってしまうような空間を作り出せたら、ハッピーだと思うんですね。と、前置きが長くなりましたけど、嵐コン初心者のワタシでもすんなり入っていけてしまう、ウエルカムな雰囲気と丁寧なコミュニケーションには感服でした。演者はプロなので当然なのかもしれませんが、観客の意識の高さが素晴らしいな、と。これが、積み重ねてきたものなんだな、と。


ため息が出るほど美しかったダンス。個性を抑えて全員で合わせる技術というのは、事務所一なのではないでしょうか。職人の領域でした。今までテレビサイズでしか見ていなかったので、ステージ上で華麗に踊る彼らに心底惚れてしまいました。事務所スキーへのきっかけを下さったのが、バク転が美しいお方だったので、やっぱり血が騒ぐのです。踊れる人には惹かれてしまいます。千手観音なんて神業でしたもの。嵐のダンスも凄かったのですが、バックで踊るM.A.D.の面々も凄かったです。あそこまで合わせてくるとは! どの楽曲だったか忘れてしまったのですが、紐の先端に光る物体がついるものをぐるぐると回すのですが、その回転スピードがほぼ合っていたような気がします。ワタシの記憶能力では怪しいのですが。とてつもなく美しかったことだけは覚えています。結束力や信頼をダンスから感じてしまうくらいの迫力でした。いい関係だなーと見とれるくらいに。


嵐コン初心者のワタシは、何を楽しみに参加したかと言うと、「時代」、「言葉よりも大切なもの」が聴けたらラッキー。「虹」、「song for me」に注目。かわりょん(くん)を認識出来るようになること。かわりょん(くん)をガン見するお友達を観察すること。と言うわけで、まんまと大好きな楽曲が聴けたんですね。それだと判ったときのゾクゾクはたまらなかったです。全身を駆け抜けましたもの。特に、「時代」がね、半端じゃなくかっこ良かったんです。原曲よりテンポアップしていたような気がします。


そして、「虹」ですが、あれは反則と言うか、二宮くんスキーでなくても、惚れますよ、マジで。男の子に鍵盤という組み合わせは、うっかりしちゃうパターンです。そして、高音部の不安定さが過剰に泣けるんですね。CDでは上手く当たっている音が、生だとギリギリな感じだったんですよ。それにキュンキュンしてしまって。おまけにやさしすぎる声が切なくて。何これ、これは恋なの?とか思いました。踏み止まりましたけど。これ以上、切ない恋は出来ないのです。それから、もう1曲。「song for me」の為にあと何公演か入らせて下さい!と本気で思いました。大野くんの実力はワタシが想像していたところより、遥か上のところにありました。侮っていた訳ではないんですよ、決して。ただ、ワタシのストライクゾーンのほんの少しだけ脇をかすめていただけで。それが今回、ど真ん中にきました。ズドンって感じでした。ズドンの一番の理由は、黒鍵の響き、でしょうか。カラッとした音よりも、響きがいいような気がします。ここが沁みるポイントなのかと。勝手な思い込みですけどね。歌もダンスも容赦なく心に入り込んで来るので、息をするのを忘れていたような気がします。それくらい神々しさを放っていました。


せっかくなので、全員に触れておきますか。櫻井くんの声にはついつい乗せられてしまいますね。ちょっとむせてしまうくらい、「あらっしー!」って叫んじゃいましたもの。それとバンダナにキャップの組み合わせは大変美味しゅう御座いました。相葉ちゃんは、非常にかわいらしいわんこでした。あのふわふわした髪をわしゃわしゃにしたくって、もう。相葉ちゃんがいっぱいいたら、世界平和間違いないですね。陽のオーラを纏い続けるのって、彼にとっては余裕なことなのかしら、それとも。松本様は、ちょっと火傷しちゃいそうなくらい、熱かったです。「Love Situation」の台詞は案の定素敵過ぎて、キュンってきました。ソロに関しては、斬新過ぎてポカーンってなりましたけど、パフォーマンスする姿に宿るパワーが押し寄せてくるようで、圧倒されました。さすが、でした。


さて、個人的メインイベント、「かわりょん(くん)を認識しよう!」ですが、前日に素晴らしい注目点を教えて頂いたお陰で、バッチリ認識出来るようになりました。正直言いますと、うっかり惚れました。惚れちゃいました。てへへ。彼を初めてはっきりと見たのは、「明日への扉」だったと思うのですが、凛々しい上に短髪という、ストライクゾーンにはバッチリ入っている人だったので、今回、パフォーマンスをする姿を見られるのが、とっても楽しみだったわけですね。とりあえず、「短髪でありますように!」というお願いをしてコンサートに挑んだのですが、見事、短髪でした。それを確認したときのテンションの上がりっぷりは凄かったです。自分で驚くほどでした。そして、全力なダンスでキュン。口ずさみっぱなしにキュン。美尻にキュン。特に、櫻井くんソロでの色気に、一瞬腰の力が抜けました。肉眼で表情が判るほどの距離にいたくせに、双眼鏡でガン見ですよ、はい。ソファに座っているときの表情がちょっとオレ様入っているように見えて、またまたキュンです。えぇ、キュンキュンし過ぎました。若さに負けそうです。「WAVE」での立ち位置が「ち、ちけぇ。」と呟くほどの距離だったので、さらにやられてしまったことも素直に告白しておきます。彼は、キラキラの笑顔で、体をいっぱい使って盛り上げていました。何て、えぇ子なんでしょ。ところで、M.A.D.紹介のところでバク転したように見えたのですが、あれは夢か現かどちらでしょ? バク転担なので、バク転見た瞬間に頭がとっちらかってしまって、彼が飛んだのかどうかが判らなくなってしまいました。不覚です。と言うわけで、なかなか会える機会もないでしょうし、見かける機会も少ないとは思いますが、何かの機会には全力で応援したいと思います! 宣言しちゃいました、えへへ。


最後に、素敵なお友達目撃話も。開演前に、K嬢から素敵なアドバイスを頂いたんですね。親指と人差し指でL字を作って、それを両手で組み合わせて窓を作るんですね。そこからにのあいを見るととーーーーってもかわいいとのことで。他にはOKサインの丸から覗くのもかわいいとのこと。照れてしまったワタシはこっそりとOKサインを作って覗いて見ました。「!!!」ってなくらいかわいかったです。あの身長差がかわいらしさを倍増させているのでしょうか。そうそう、その素敵なアドバイスを下さったご本人、しっかり実践なさっていました。目撃した瞬間、「あ、やってるーーー!」とアイドルを見るかのようなテンションになってしまいました。そして、前日に的確な「かわりょん(くん)見所ポイント」を提供して下さったmaさんを失礼ながらガン見させて頂いたのですが、うちわを持って彼を見つめるお姿にピンク色のオーラが見えたのは気のせいですか? とってもやさしい瞳をしていらっしゃったので、ワタシが勝手にほわほわさせてもらっちゃいました。眼福サンキュです。


えぇっと、無駄に長い割には薄っぺらい文章になってしまったのが切なく。あの時受けた衝撃や歓喜と言うのは、もっともっと大きな感情でした。言葉にするのは難しいものです。ここまで読んで頂いてありがとうございます。素敵なグループと同じ時間と空間を共有することが出来て、ワタシは幸せです。