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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 関ジャニ∞ 全国1-st tour 2∞6 9/24


熱い男前達の静かな執念を感じるパフォーマンスでした。


すばるくんのシャウトで泣くかと。何て言うんだろう、彼の声には魂が宿ってる気が。音感的な揺れっていうのはあるんだけど、それを簡単に凌いでしまう声の伸び。スコーンって抜けて飛んでくるのね。直接心臓に届く感じ。「大阪ロマネスク」は涙腺が緩んだなー。誰にも侵されない領域を持っている人は、強い。きっと負けない人だ。


うちわを買って参戦したけど、近距離に現れたもんだから、びっくりしたよ、亮ちゃん。甘さと辛さが混ざっていて、大変美味しゅうございました。小悪魔だなー。怖くなる。


ま、丸山くん!!!!!ってなった自分に驚き。元々お顔が結構好きだったんだけど、何分その他のデータが無さ過ぎて、「顔が綺麗」ってとこで止まってた。全編通してテンションの高い元気キャラを演じきっていて、その職人っぷりにニコニコさせてもらっていたのね。そんな油断していたところでガッツリやられたのが、最後の方で横山くんがお話ししている最中。肉眼でも問題なく見える距離に彼が立ち、目の前のファンの子に「しー」って!! 「お話ししているから、静かに聞こうね。」を指一本で伝えてた。その「しー」が何とも言えない優しい表情だったのね。うるさいよ!じゃなくて、聞こうね!って顔が言っていて、もうその優しさが染みて染みて。うわーーーーーってなっちゃった。ワタシ、ヤサシイヒトニ、ヨワイアルヨ!! 汗光るお顔の美しさと言ったら、もう大変な騒ぎだったし。ど、どうしよう、また出たよ。男前感知器のメーターが振り切れっぱなしだよ。ふぅ。


小柄だから、揉みくちゃにされそうで心配したよ、安田くん。キラッキラの笑顔で歌う彼に向かっていく手がホントに怖くて。ホラー映画ばりに伸びる伸びる。それでも笑顔のまんま、出来る限り、伸ばされた手に愛を置いてゆく様は、本当に美しかった。


大倉くんの投げキッスが激烈にかわいらしくて、一瞬ハートを持って行かれそうに。危ない危ない。今回、彼の歌声をようやく認識したけど、好きそうな感じ。復習してみよう。立ち姿のバランスが大変良くて、うっとりしていたけど、ドラムを叩く姿は、荒野で生きている肉食動物のようで、ガツンと殴られたような感覚に。喰われそうな感覚にも。静と動の融合は美しい。彼の空気感は何だろうねー。フェロモン撒きに撒いて、どうしたいんだ!ってな具合で。ワタシは、撒く気満々な人にいきなりヤラれる程素直じゃないけど、危険臭するからなー。


開演前、maさん*1に「ミセテクレ」のヒナちゃんが、半端じゃなくカッコイイことを伺っていたから、他の全員そっちのけで、ヒナちゃんをガン見。鳥肌が立った。あまりガツガツ踊るイメージを持っていなかったワタシ、バカ! 髪が長いのってどうよ?って思っていたけど、ターンするとふわっと揺れて、カッコ良さ倍増。男、だったな。天井席に向けて投げた色紙が、ギリッギリのところで見事キャッチされて、何人かのファンが拍手していたのが、すごく嬉しかった。コントロール抜群! 見たまんまを言葉にするのは、難しいわ。あのキャッチする瞬間の柔らかさが、ヒナちゃんの人柄を表しているんだろうなーと思う。手元で加速がなくなるように投げられるなんて、気持ちが入ってなきゃ無理でしょ。


横山くんの男気にクラッと。ファンが投げ込んだタオルで、せっせと顔を拭くのね。で、投げ返す。その行為自体には全くを持って賛同は出来ないんだけど、何度も何度も繰り返す様を見ていたら、ちょっとね、胸がね、キュッとなっちゃうんだよ。自分の役割を判っている人だなーと。はらはらさせてくれるんだけど、最後には大丈夫!って思わせてくれるのね。


危惧していた被害にも遭わず、穏やかな気持ちでその場に居られて、嬉しかった。12月に来たい!って台詞は、心強いね。その言葉、実現するように祈ります。


執念という言葉は違うのかもしれないけど、目や耳ではなくて、直接心に響いてくる何かを彼らは持っていて、手を変え品を変え届けようとしてくれる気がする。そういうところに執念を感じてしまったのね。


彼らの深い情があれば、たいていのことはクリア出来そうな気がする。頼もしい男前達。楽しい時間をアリガトウ。冬は本当に寒いから、暖めに来て!