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すきなひとすきなことすきなときすきにかく

 “Neo Africa Rainbow Ax” FUNKY PARTY 2007 at The ENDLI.WATER TANK 2 6/9〜6/10


教祖様は大変ご機嫌麗しく、キラキラの笑顔を振りまいていらっしゃいました。


9日のグッズ購入者の列が凄かったので、最後尾にてプラカードを持っていた係員の方に聞いてみたら、6月2日から新グッズが増えたとのこと。今回、ネタバレどころか、殆ど予備知識無しで挑んでしまったので、「ほぇ〜〜〜。」って言葉しか出ませんでした。そりゃ、みなさん気合が入っている訳ですね。紫色の傘のかわいらしさと言ったら、半端ではなかったですよ。あんなにかわいらしかったら、ケリー様信者じゃなくたって欲しくなるような気が。Tシャツは、レインボー柄が人気だったようですが、ワタシは白Tシャツを購入。だ、だって、あのレインボーっぷりはファンキー過ぎて、地味に生きているワタシでは、手が出せません。しかし、いくらシンプルな白Tシャツとは言え、いつ着るんだろう。ヲタクなデートの際に着ようかしら。そんなワタシに遭遇してしまった方は、やさしい眼差しで見て頂きたいものです。他グッズは、ストラップとトコトコ人形を購入。ストラップの長さに、一瞬「ナゲェ。」と汚い言葉で呟いてごめんなさい。縛って短くしたので問題ナッシンです。トコトコ人形の動きには、目尻が下がります。ケリーさんの作戦勝ちだなーと。ね、こうやって完敗する人がたっくさん居るんでしょうから。


本編に関しては、もうアレコレ言うことなんて無い、いつも通りのクオリティの高さだったので、痛む足が憎らしかったです。9日、全然思うように飛べなくて、泣きたくなってしまって。「傷の上には赤いBLOOD」大好きなのに、飛べない自分が居るっていうのが、もう、どうしようもなく悲しくて。ケリーさんのライブは、鑑賞するというよりは、参加型だと思っているので、コール&レスポンスには全力で叫ぶし、フリがある楽曲は出来る限り踊る訳ですよ。もちろん、全員棒立ちで聞き入る楽曲もある訳ですし、そういったメリハリが素晴らしいと思います。マナーに関する問題もほとんどないと思います。全ての点において、やめられない空間が作り出されるんですね。MCで、大変重い話題が出たりするけれど、それすら体にストンと入ってくるんですね。噛み砕けば噛み砕いただけ苦しくなるし、自分で受け止めきれなくなるんじゃないか、と思ってしまうけれど、でも、生きる活力は増えます。現実逃避しないで、向き合って行こうと思えるようになってしまうんですね。毎日、苦しい思いをして生きていても、やめられない空間へ飛んで行こう!と思うからこそ、乗り越えられたりもするので。


あれれ、わき道にそれちゃいました。いつものことですね、という呟きが聞こえるような聞こえないような。


今回のライブ、コーラス陣にやられまくりました。「傷の上には赤いBLOOD」で優香さんが手の平を上にして手首をクイックイッと「飛んで!」みたいなパフォーマンスをしていたんですけど、それでテンションが上がったんですね。元々、彼女のかわいらしさにゾッコンだったので、余計に。TAMAさんは、ジャケット脱いで激しく踊ったんですけど、あれ、色っぽすぎです。こ、腰!みたいな。腰スキーなのは男性の腰だけかと思っていましたが、女性の腰もスキーでした。えへへ。チャカさんは、涙腺直撃な声の持ち主です。もう15年以上も昔の話ですが、彼女の声を聞いてから、高音域を出す特訓をした程ですので、特別な感情があります。そして、ようやく5度目の正直でりんこさんに出会えました。お姿を発見した時、「キター!!!」でした。そして、期待通りのパフォーマンス。体が鳴る感じ、というのでしょうか。音がスコーンと飛んできます。


音がスコーンと言えば、ケリーさんの声だったりするのですが、何というか、凄絶でした。恐らく、万全の状態ではなかったとは思うのですが、それでもガンガン鳴らしてくるんですよ。ひとつの音を数種類の音質で鳴らしてくるというか。上手く説明出来ないのですが、管楽器と似たような印象を受けました。音が抜けてくるんですね。壁を突き抜けて飛んでくる感じで。これ、テクニックだけじゃないと思うんですよ。想いを飛ばそうという気持ちがなかったら、あんなにも飛んで来ないと思います。それと、いい意味での不安定さが必要なのかもしれません。感情の揺れというか。ところで、褒めすぎですか、ワタシ。布教活動に燃えているので、もう少々お付き合い下さい。


10日の大雨は、ケリーさん曰く、自分がお願いしたから降ったのだと。それはそれはものすごい降りっぷりだった訳ですが、そんなこと言われちゃったら、思わずほっこりですよ。恵みの雨ですよ。そして、みんなでお願いして雨を降らせよう、なんて雷鳴響く中ケリーさんが言った訳ですが、終演後、雨は降っていなかったんですね。さすがのケリーさんでもそんなに簡単には雨降らないでしょーと思っていました。が、それはとーっても甘い考えでした。数時間後、食事を取っていた屋内から屋外に出ようとして目の前に広がった光景に大きな声が出てしまいました。怖くて。外はドシャ降りでした。ただの偶然だったとしても、ライブ後の高揚した状態では、偶然とは思えなくて。ケリーさんが降らせた愛のしずく、だったんだと思います。信じれば、叶うんです。


この世の中は生き辛いし、背中にナイフを隠し持っている人がたくさん居ると思います。でもね、愛を持って接したい、と思います。ワタシのように対人恐怖症持ちでは難しいことだとは思うのですが、それでも、そう思うのです。思わせてくれる人が居るというのは、幸せなことですね。生きる為の糧と言ってしまっては大げさかもしれませんが、苦しい時のエンドリケリーだなーと思うのです。「苦しくなったら置いていってください。僕がそれを愛に変えます。」といったニュアンスのことを言ってくれました。忘れないでおこうと思います。そして、愛を呟いて生きていたいと思います。全ての感情に愛を持って。


結局、長々と書いた割には、自分ごとばかりになってしまいました。ここまで読んで下さってありがとうございます。愛が降り注ぐこと、空に向かってお祈りしておきます。ひとつ輝くお星様に。