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 迷子になったのはワタシ


時が経つのは早いですね。6月9日、10日の遠征記録、デート篇です。ラブリーぷしたん*1が登場します。


6月9日、野暮用が立て込みすぎて、日付が変わる頃まで振り回されていたワタシでしたが、無事に帝都に降り立ちました。ぷしたんとの待ち合わせは、サラリーマンの町です。ひとつの駅に各鉄道会社が乗り入れるという都会のシステムには、全くもって慣れることが出来ず、案の定迷子になりました(迷子1)。無事に見つけてもらい、ホテルに荷物を置きに行こうとするのですが、何となく歩き始めた為、また迷子になります(迷子2)。そして、ようやくホテルに到着したのですが、何ともこじんまりとしたホテルだった為、ロビーというものがありませんでした。その為、お土産を渡したり、購入してもらっていたグッズを貰ったりのやり取りは駅前の銅像に隠れるように、でした。っつーか、隠れていなかったし。ぷしたんからマカロンを頂いたのですが、店の人がピスタチオ味と抹茶味の区別が付かないという、何とも面白いエピソード付きでした。


超心配性*2のワタシの為ってことで、そそくさとゆりかもめに乗車。ゆりかもめって密着プレイだなーとか思っていたのは、オッサン思考のワタシです。ドキドキするんだよー。密着するの、慣れてないから。そんな状態でゆらゆらと揺られて、現地に到着したのですが、最初の感想が「音モレすげー!!!」でした。基本的に、リズム楽器の音が大好きなので、規則的に聞こえてくる打楽器の音とテクニカルなベース音にテンションアゲアゲです。


ケリーグッズ担のぷしたんを上手いこと丸め込んで、ブランケットをご購入いただいたのですが、なかなかの高評価でした。こうやって着々と布教活動を進めていくのが、非常に楽しかったりします。ぷしたんはとっても柔らかい感性をもっていらっしゃるので、お勧めしたものを自分なりに咀嚼して、率直な感想を述べてくださるんですね。程よい距離感で述べられる感想は、大変勉強になります。ほら、ワタシは舞い上がって、とっちらかっているので、盲目にも程がある状態になってしまうんですよ。だから、「そっかー。」と思わせてもらうことが多いです。


そんなこんなでワタシはライブに挑んだのですが、20分くらいおしてスタートし、3時間の逢瀬という、当初の予定を大きく狂わす結果になってしまい、お洒落なディナーになるはずが、サラリーマンの町で食券買ってうどんを食すというオチが付くことになりました。わんこお帰り祝杯も翌日に延期に。そして、また明日ーとお別れしたのですが、どうやらぷしたんが軽く迷子になった模様(迷子3)。合言葉は「迷子」な一日でした。


10日。人生で初のジャニーズショップ体験でした。9時45分の段階でもらった整理券は11時30分。それまでの時間は、朝ご飯を食べつつの語り合いでした。主にブログの話とかネットの世界と実世界のアレコレとか、大真面目に。その後、ヲタクの熱気にやられに行ったのですが、本当にやられました。あまりの狭さにね、驚いた訳ですよ。混雑と遭遇する度、忍耐力が増えるのはいいことだとは思いますが。ただ、お声の大きな方がいらっしゃって、それは言っちゃーいかんでしょ、という内容のお話をされていたので、眉間に皺でした。ヲタクが世間の冷たい眼差しに曝されるのは、マナーを守れない人が多いせいもあるのかなーと改めて。他人の振り見て我が振り直せ、ですよね。気をつけないと。自分だって、興奮して訳判らない状態になったらどうなるかは自信が持てないですし。気をつけるようにはしていますが。っととと、ついつい脱線。お目当ての写真ですが、大人買い出来る程力がないので、真剣に選んだ訳ですが、どうやらワタシは静止画に執着がある方ではないらしく、剛さん2枚、仁くん3枚の計5枚で終了してしまいました。と、レジに並んでいる間に「ぷしたんピンチ!」な事実に気が付いて、そこからふたりのドタバタ劇が始まったのですが、ぷしたんの日頃の行いが良かったお陰で、問題なく解決。人事とは言え、すげー焦りました。自分事だったら、あんなに動けなかったような気が。いい経験をさせてもらいました。普段、励まされてばかりのワタシが、励ましつつ走る、という光景はかなりレアだったと思います。思わずぷしたんの手を掴んで走り出しちゃったって、どんだけ。コンプレックスの塊なワタシは、人に触れるなんて恐れ多い、嫌がられるんじゃないか、と思い続けて生きてきたので、よっぽどの時じゃないと自らは手を出さなかったりするので。って、手を出すって表現は間違っているような。全国のぷしたんファンの方から砲撃が飛んでくるぞ、大変だ。


そんな出来事を経て、メインイベントに出向いた訳ですが、自分で散々布教活動を行っていながら、実は大丈夫かなーとドキドキしていました。ケリーさんのパフォーマンスに関して、個人的には文句の付けようがないのですが、いつ終わるか判らない程長い楽器ソロだとか、ずっしりと重たいお話だとか、アイドルとしてではなく、生身の人間臭さを前面に押し出してくる独特の空気に、どんな気持ちを持って頂けるのか、拒否反応が出ないかしら、等といらない心配をしていました。その心配は、本当にいらない心配だとすぐに気が付いて、ホッとしたのですが。ケリーライブに初めて参加する方ってどれだけ居るのでしょう、と思ってしまうのは、ダンス参加率が高いなーと見て取れるからで、今回初めて見たフリなんて、ノリきれなくて悔しい思いをしたのですが、これって、初参加の人だったら下手すると参加するのが難しいんじゃないか、とか思いました。難しいフリはそんなにないけれど、勇気がいるんじゃないかって。まぁ、そんなことをウダウダと考えていたので、隣で同じ動きをしているぷしたんを見て、「あぁ、良かった。」と心底思ったのです。


ライブ後の興奮を分かち合える人が居るというのは、素晴らしいことです。記憶がはっきりしているタイミングで、語り合うことが出来る喜びを大いに感じました。「また行きたい。」と思ってもらえて、更なる喜びも感じました。こうやって、ひとつ繋がりが増えるんだなーと。


8ヶ月越しの約束、「わんこお帰りの乾杯」がようやく実現したのはこの後のお話です。高揚しすぎて、ジン飲むのを忘れたけれど、気持ちよく飲むことが出来ました。この辺りから、時間が気になってしまって。ライブの終盤くらいから、楽しい時間はあっという間を痛いほど感じていたんですね。あぁ、もう終わってしまう、もうお別れだ、と胸が痛いのなんのって。


「じゃあ、また!」の「また!」がいつになるのか判らない距離っていうのは、切ないものです。って、遠距離恋愛じゃないんだから、その表現はどうよ。至れり尽くせり過ぎて、アタクシ、ちょっと勘違い中です、ハイ。歳を取るにつれて、新しいお友達って出来づらくなるよなーと思っていたのに、出来づらくなるどころか、出来やすくなっているんじゃ、と驚いています。そんな素敵な出会いをくれたわんこには、たっくさんアリガトウを飛ばしておきます。


そして、ぷしたん。我儘な田舎者にお付き合いくださって、アリガトさんです。次回はいつになるか判らないけれど、また宜しく! もしこちらに来ることがあったら、お抱え運転手になれたら、と思っています。メインは、食い道楽! サブで男前鑑賞! こんな感じで如何でしょ?

*1:http://d.hatena.ne.jp/lady_killer/

*2:たいてい10分前行動、下手すると20分前行動にしちゃうくらい心配性、あぁ、5分前行動がしたい。