堂本剛と菅野美穂のナチュラルさに驚愕し、
後半は泣きっぱなし。
大好きな甘いものを我慢して、
あの華奢な体を更に細くして挑んだ菅野さん。
淡々とコトバを口にし、
不自然な程冷たい態度に出るのには、
一人で抱え込んだ悲しい秘密があり、
それは、彼女の表現力でなければ、
あんなにも伝わらなかったのではないだろうか。
褒めコトバが見つからない。
陳腐に聞こえると思う。
それくらい、圧倒的だった。
秘めたる激しさを静かに表現した彼女を
そっと受け止める剛さんの演技にも拍手。
彼女を抱きしめる細い指先に見とれた。
コントのシーンを泣きながら見るのは、
いささか無駄な体力消耗ではあったけれど、
その明と暗があったからこそ、
愛とか幸せとか、深く考えさせられたのかもしれない。
ストーリー展開とか脚本とか、
小難しいことはさっぱり判らないけど、
主演二人のビジュアルと演技力無くしては、
成り立たないドラマだと、勝手に評価。
堂本剛という人は、
どうしてあんなに儚げな顔をするんだろう・・・。