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あいのちから/SEVENTEEN

2021年12月8日発売のJAPAN SPECIAL SINGLE「あいのちから」。日本でのリリース時にはいつも気合の入ったプロモーション展開をしてくれますが、今回もたくさん贈り物を準備してくれて*1うれしかったです。


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CARAT盤では、やわらかい印象の衣装を身に纏い、リラックスした雰囲気のメンバーたちから温かさが伝わってきました。


開封動画はこちら。



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Track List
1. あいのちから
2. Home -Japanese ver.-
3. Snap Shoot -Japanese ver.-


1. あいのちから
このシングルの表題曲。2021年のSEVENTEEN “Power of 'Love'”プロジェクトを日本語詞の楽曲で締めてくれるのには驚きましたが、彼らにとって言葉の壁はそう高くはないものなんだと思えるし、たとえ高かったとしても愛でそれは乗り越えられる、という意思を感じました。ウォヌの誠実さが伝わる日本語でのプロローグから始まるこの楽曲は、全編通してやさしさと温かさ、そして彼らが決して簡単ではない母語以外の言葉を丁寧紡ぐ姿勢が感じられて、心をまるごと抱き締めてもらえる感じがしました。特に「積もる 積もる 積もる心を集めて」は母語が日本語の私でも「つ」の発音に気を使うし、「心」の「ここ」の高音域で美しい響きを聞かせてくれるところに、彼らの努力と技術力の高さを見た気がして、より感動しました。ジョンハンの温かくてやわらかい声で発せられる進化した日本語の発音にも心が震えました。曲名通り、愛の力がたくさん詰まった楽曲でした。


2. Home -Japanese ver.-
2019年1月21日にリリースされた6TH MINI ALBUM 「YOU MADE MY DAWN」に収録されている楽曲に日本語詞がつけられて収録されました。まず「古ロボット」という歌詞が面白いなあと思いましたが、韓国語詞の「낡은 로봇(古いロボット)」の通り、「い」をそのままにして日本語で歌うと流れが良くないんだなあ、と納得しました。「밖은 여전히 추워(外は相変わらず寒い)」が日本語詞で「凍える外」になっているところでは、日本語にするには文字数を減らす必要があることが分かって、日本語詞にするお手伝いをしてくださる作詞家の方の苦労も感じられてありがたい気持ちになりました。「どうしよう 君だけだよ」は1コーラス目でウジが高音で切実さが感じられるような声で歌っていたのも良かったし、2コーラス目ではウォヌが低くて温かみのあるやさしい声で歌っていたのも良くて、同じフレーズでも個性がはっきりと表れるのが好きだなあ、とあらためて。ミディアムテンポの楽曲ではより丁寧に日本語の発音をしなくてはならない気がしますが、その丁寧さがとてもよく伝わってきましたし、やさしくてあったかいこの楽曲の日本語での歌詞がすんなりと耳に入ってくるしあわせを噛み締めながらの視聴になりました。


3. Snap Shoot -Japanese ver.-
2019年9月16日にリリースされた3RD ALBUM 'An Ode'に収録されている楽曲に日本語詞がつけられて収録されました。韓国語「속박【sokppak】(束縛)」が日本語の発音と近いからスムーズに日本語詞になっているし、これでひとつ単語が覚えられて嬉しいなあ、と。「Snap shoot Camera lens pointing at you」からの英語と日本語が両方出てくるバーノンのラップは流石のリズム感と発音でした。韓国語詞で「Snap shoot 너를【noreul】(君を)」「 Snap shoot 나를【nareul】(僕を)」のところは、「Snap shoot 君」「Snap shoot 僕」とそれぞれ「を」を抜くことによって流れがスムーズになっていて、ただ訳したように日本語詞にする必要はないことを実感しました。日本語は1音に入れられる言葉が少ないから、跳ねた韓国語によって楽しさが前面に押し出される楽曲は日本語詞だとどうなるんだろうと思っていましたが、ところどころ上手く言葉数を減らして跳ねた感じはそのままで、伝わる雰囲気が楽しいままだったのが凄いなあ、流石だなあと思いました。


付属のBlu-rayには、SEVENTEEN 2021 JAPAN SPECIAL FANMEETING 'HARE' <PERFORMANCE>、SEVENTEEN 2021 JAPAN SPECIAL FANMEETING 'HARE' <BEHIND THE SCENES>、SEVENTEEN SPECIAL MESSAGE TO CARATが収録されていました。


ダイジェスト映像はこちら。



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SEVENTEEN 2021 JAPAN SPECIAL FANMEETING 'HARE'を視聴した際の感想*2は残してあるので重複するかもしれませんが、日が経ってまた新しい好きがあるかもしれないので記録しておきます。


SEVENTEEN 2021 JAPAN SPECIAL FANMEETING 'HARE' <PERFORMANCE>

  • 「24H」の「時計の針は (Oh yeh) 回っていくよ (Oh yeh)」の「回っていくよ」のところで、ターンする振付を真上からのカメラで映していたのが好き。ウォヌの細い腰に巻かれた布、天才(布は天才ではない)(スタイリストさんが天才)。歌い終わり、赤系のライトで照らされたジョンハンが超超超綺麗だったし、他のメンバーが手を繋ぎ、寝転んで作った円が綺麗で見とれた。
  • MCでミンギュが「コロ、CARATのみなさ~ん」って一瞬噛んだの、こんにちはとCARAT(韓国語では캐럿【ケロッ】) が混ざったと推測…。可愛い。ありがたい。エスクプスの「CARATのみなさんに、会いたくて会いたくて、たまら、たまらなな(隣にいるジョンハンの方を見ながら)、たまらなかったです」も可愛い。ありがたい。ジョンハンの「今日もよろしくお願いしまーす」に「は~い」と私たちの代わりにお返事してくれるミンギュ、ありがとうだよ。「こんにちはー。SEVENTEENのジェントルセクシーハンサムジョシュアです」と言ってにっこり笑ってからの指ハートがかっこよすぎて無理、好き。マイクと両手持ちするウォヌが好き。細い指が大好物。日本語での説明が上手くできたかどうか不安だったのか、ほっとしたように笑ったミンギュが横を向いたのをモニターで見ていたジョンハンが目を合わせてあげてたのが愛だった。
  • ロックアレンジの「CLAP」の冒頭、「Wow~」の隙間に「Oh oh」と歌うドギョムの抜けがいい声がめちゃめちゃに好き。「이리이리이리 모여 다」の後に「Oh!」とシャウトしたスングァンがどうしようもなくかっこいい。うちのメインボーカルはロックとの相性がとてつもなくいいなあ、と。「짝짝짝짝」と歌いながら不敵に笑うウォヌがかっこよすぎて心臓が痛い。
  • 「BOOMBOOM」でセットのモニターが全面スピーカーになるのがかっこいい。「할 말 있어 지금(今すぐ話があるんだ)」のところを「今 話 して」と日本語で歌うウォヌがかっこいいし、日本語で歌ってくれてありがとうの気持ちに。スタンドマイクでの歌唱もかっこよかったけど、途中からダンスも披露してくれたのには鳥肌。カムバック当時のジャンパー姿も好きだったけど、黒メインの衣装でスキニーを履いているメンバーが多い衣装(下記リンクの3枚目)も年齢を重ねて滲み出るようになった色気を引き立てているような気がして好き。足捌きが綺麗に見えるのも良き。自分のパートの前に髪を整えてたエスクプスの色気がすごかった。のぼせるかと思った。




  • 「Mansae」でカムバックした当時のしゃかりきに踊る様子も好きだったけど、6年以上の時を経て程よく力が抜けた大人のMansaeも好き。こうやって美しく歳を重ねていくのを見守れるしあわせを感じる。手を抜いているわけではないから当たり前のように美しく揃う群舞も彼らだからできるパフォーマンスだなあ、とうれしい気持ちに。大サビ前のエスクプスのパート「콩깍지 씐 김에 니 부드런 손에」あたりから、ボサノバっぽいお洒落なアレンジが入ってるのが好き。
  • 「Run to you -Japanese ver.-」でのジョンハンの衣装、薔薇柄のシャツがとてもお似合い。マイクスタンドの下の方に添えられたウォヌの細い指が好きすぎて白旗。スタンドからマイクを外して力を込めて歌うジョンハンが好き。強めに高音域を歌った後に眉が八の字になったドギョムが好き。
  • 「Together -Japanese ver.-」で「抱え込んだ悩みも」の「も」で立ち位置が隣のディエイトと一緒にトラのポーズをするホシが可愛い。ディノのパートで左右からジョンハンとジュンが寄って来てディノの手を取るのが可愛いし、満足気に立ち位置に戻るジョンハンが可愛い。ジュンのパートでゆらゆらっと走って来て映り込むジョンハンが可愛い。ミンギュのパートでゆらゆらと揺れるジョンハンとジョシュアが可愛い。つられて揺れるミンギュも可愛い。ウォヌのパートで、両手をサムズアップしたエスクプスがウォヌに向かってその手を前後に動かすのが面白可愛い。ジョシュアのパートでミンギュ、スングァン、ジョンハン、ホシと徐々に集まって来るのが可愛い。エスクプスのパートで両側からひょっこり出てくるドギョムとバーノンが可愛い。ミンギュのパートでミンギュをキラキラさせるように指を動かすジョンハンとジョシュアが可愛い。ウジのパートで頬ハートを作るホシとウォヌとドギョムとディエイトが可愛いけど、真顔なホシとウォヌが面白い。
  • 「ひとりじゃない」のジョンハンのパート「目を覚ました」で少し眠たそうな視線に見えるのが素晴らしい表情管理。ローズクォーツとセレニティ色をベースにした衣装が綺麗。ところどころでニコニコと笑っているミンギュが可愛い。
  • 「舞い落ちる花びら (Fallin' Flower)」の冒頭、ピンク色の照明と背面のモニターに映し出された舞い上がる花びらと床面に映し出された花の絨毯が綺麗。美しさに見とれているうちに曲が終わってしまって、えっ、もう終わり?という気持ちになったけど、彼らの群舞の美しさと美を追求しているセットと照明が相まった結果だなあ、と。
  • 「Smile Flower -Japanese ver.-」は、慣れない日本語詞だからなのか、真剣な眼差しで丁寧に歌う様子が印象的だったけど、目の前にCARATがいたらまた違う表情をしていたのかな…と思うと少しだけ切ない気持ちに。だから、曲の最後、歌い終わりでジョシュアがふわりと笑ってくれたのに救われた。
  • MCで、この曲(Smile Flower -Japanese ver.-)の完成はCARATのみなさんの声なのに、直接聞くことができなくて残念です、とディノが言っていて、そういう気持ちを抱えながらの歌唱だったから、切なさを感じたのかなあ、と。ホシの挨拶の最後の元気がいい「ホランヘ~!!!」を聞いて、ふっと笑ったウォヌがかっこよすぎ。ジュンの太ももを肘置きにして若干くつろぐジョンハンが好き。長い長い日本語での挨拶をカンペなどを見ることもなく、時折斜め上を見ながら思い出すようにして話してくれたジョンハンには頭が下がった。そして、ゆっくりと落ち着いた声が心地良くて、大好き!!!ってなった。「グァンランヘ~」と言いながら両頬ハートしたスングァンが可愛い。スマホの小さい画面で見た時は気が付かなかったけど、浮き出てる血管とか時間とともにうっすらとヒゲが見えてきたメンバーがいることが確認できたから、ファンミーティング全編ではないけれどBlu-rayに収録してくださってありがとうの気持ちに。
  • 「HOME;RUN -Japanese ver.-」でこぶしのような若干がなるような声で歌うホシが好き。自分以外のパートを一緒に口ずさむジョンハンが好き。ジョンハンのパート「みんな逃げるのに必死さ」の歌い終わりでミンギュと肩同士を軽くぶつけ合うところが好き。
  • 「CALL CALL CALL!」の前奏で、カメラ目線で二本指の敬礼をするジョンハンがかっこいい。色付き眼鏡をかけて治安が悪くなるウォヌがかっこいい、好き。ジョンハンのパート「Chiring~」の3パターンのカメラ目線がかっこよすぎて無理、大好き。「もしもし」が「えー、もしもし」(ちょっとなまった感じ)になったバーノンが可愛い。アンコール扱いで踊らないのかな…と思わせておいて、ジョンハンのパート「笑顔になるまで」からはがっつり踊ってくれるSEVENTEENが大好き。それまでのわちゃわちゃとした楽しい姿からは一変、めちゃめちゃにかっこよくてしびれた。


SEVENTEEN 2021 JAPAN SPECIAL FANMEETING 'HARE' <BEHIND THE SCENES>

  • 踊っているからこそ見ることができるウォヌの上腕二頭筋のこんもり具合が素晴らしい。
  • ジョンハンのキャップ姿!!!(大好物)
  • 「24H」のフォーメーションがややこしいのか、キョロキョロしながら確認しているジョンハンが可愛い。本番は勿論完璧だからかっこいい。
  • グータッチするクパルズが尊い。私にとって些細なことでも尊く思えてしまうクパルズ…。
  • 「CALL CALL CALL!」の前奏で、カメラ目線で二本指の敬礼するの、リハーサルでもやってたのか…。
  • 「24H」の「必ず会える~」のところの振付をさらりと確認してるジョンハンがかっこよすぎてドキドキした。
  • ファンミーティングが終わって汗をかいたのか、頭をブンブンと振るウジが可愛い。わんこ。
  • コメント撮りしている時に少し疲れた顔で体育座りをしているジョンハンが可愛い。本当にお疲れ様でした。
  • ミンギュが日本でツアーを回っていた時のことを回顧している時に、しみじみと頷いているジョンハンが可愛い。


SEVENTEEN SPECIAL MESSAGE TO CARAT

  • 質問の答えを考える時に、時折横を向くジョンハンがとても綺麗で見とれたし、メッセージを言い終え、やわらかな微笑みを浮かべながら両手萌え袖で手を振ってくれたのが可愛すぎた。
  • メッセージの最後に「사랑해요」と言ったジョシュアの囁くような声が良すぎた。
  • 日本語でメッセージをくれたホシには感謝。
  • ウジにも感謝。
  • 冬と言えば赤いマフラーが思い浮かぶと言ったドギョムが、そのマフラーをCARATのみなさんにかけてあげたいと言うのはあまりにもCARATの彼氏すぎて!
  • 咄嗟に出るところまで日本語でメッセージをくれたドギョム、ありがとう。


体だけじゃなく心も寒くなるような今、SEVENTEENの真心がたくさん詰まった音楽とパフォーマンスで温めてもらえてとてもありがたかったです。いつも思っていることですが、心がささくれがちな私が彼らのお陰で癒され、やさしい人間に近づけている気がして、本当に感謝しかありません。