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SEVENTEEN : HIT THE ROAD

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SEVENTEEN初のドキュメンタリーが公開されるとのことで、5月13日にTEASER映像が公開されました。15日よりPROLOGUE映像、EPISODE.01~13、EPILOGUE映像が順次公開されました。以下、思ったことを記しておきます。



SEVENTEEN : HIT THE ROAD TEASER


TEASER映像だけでかなりの衝撃を受けました…。本編は心臓叩いて、背筋伸ばしながらの鑑賞になるかと。



PROLOGUE. HIT THE ROAD | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


コンサートの打ち合わせが白熱している様子を見て、歌もダンスもビジュアルも一切手を抜かない上に、知恵を絞っていい姿を見せてくれようとしている、私たちは強く想われている、と感じてしあわせな気持ちに。映画みたいなそういうのをやりたい、という彼らの想いがディレクターさんに伝わっているという距離感がいいなあ、と。こちらに届けられるもの全てに彼らの意思が存在していると思えて嬉しかったです。



EP. 01​ 네가 편히 걸을 수 있도록 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


「(ステージ上の炎が)実際熱いのは同じなので 監督が見てよりカッコよく見える方にして頂ければと思います」というウジの冷静さと必要に応じて他者に委ねられる心持ちがとても好きだなあ、と。作業室が仕事をするためだけにある場所ではない、というところもいいなあ。共に作業し、先輩であり、師匠とも言えるBUMZUさんが「この子は本当に天才なんだな…」と思っていたという話を含めたエピソードで、ウジがとても大事にされてきたことがとても伝わったから、天才が素晴らしい人と出会ったという幸運に、グッときてしまいました。「メンバーそれぞれ一番得意なことは全部違うと思いますけど その中で僕はこれが一番できることだと思っている部分で 当たり前に一生懸命にやってるんです」と言っていて、おそらく同様の考え方でいるメンバーも多いような気がしていて。制作の部分だけではなく、全てのことが役割分担された上で得意な人を先頭に走っている、だからSEVENTEENはとてつもない力を発揮できるし、みんなで足並みを揃えられるのかもなあと。


ステージに上がる直前のジョンハンが緊張のせいか、ぎこちない微笑みを浮かべるのを見てキュンと。何度ステージを重ねても、いい緊張感を持って挑んでくれるのかな、と。



EP. 02​ 빠르게 달리는 것만이 중요한 건 아냐 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


「皆と一緒にいることも好きですけど 一人の時間が必ず保証されないとダメな人で」と言うウォヌがひとりで食事を取ることがあることを知り、それが可能な環境であることがとてもいいなあ、と。雑誌anan No.2187にて「これからもずっと長くSEVENTEENとしてみんなで一緒に活動していきたい、というのが僕たちの夢であり、目標です」とジョンハンが、「デビュー当初は大きな会場でコンサートするのが夢でしたが、今では長く活動することが夢になりました。SEVENTEENとして、CARATのみんなと一緒に長く活動し続けることが僕たちの夢です」とウジが答えているように、グループを長く続けることをひとつの目標として掲げている彼らにとって、ひとりひとりが尊重されるグループであることはとても重要なことだと私は思うので、ウォヌの一人の時間が保証されていることを知れて良かったなあ、と。


ジョンハンとウジが黙々とご飯を食べながら淡々と話をする姿が新鮮に見えて、これがドキュメンタリーの良さでもあるなあ、と。この姿すら見せるための姿ではあるけど、より素に近い姿が見られて嬉しかったです。ホテルで同室のジュンとウォヌがその日の出来事を話している姿もいいなあ、と。それぞれが過ごした違う一日がこうやって交わり、彼らの思い遣りの精神や仲の良さが育まれてきたんだなあ、と。同時に学びも共有出来ているから、彼らは進化し続けられるんだろうなあ、とも。そんなことを真面目に考えつつも、ウォヌが枕を抱きながらベッドにうつ伏せになっている姿に猛烈にドキドキしたことを告白しておきます…。楽屋での何気ないやり取りの瞬間だと思うけど、ウォヌを見つめるジョンハンがとてもいい笑顔をしていて、私もつられて笑顔に。


ディノが腸炎で深夜に救急病院に行ったというエピソードで既に胸が痛くなっているところで、足をテーピングで固定してもらっているスングァン、肩や背中にテーピングをたくさん貼ってもらっているジョンハン、痛がる様子を見せるエスクプスやドギョムと、今まで彼らが見せて来なかった部分を見ることになり、いっそう胸がギュッと。そして、コンサートの最初の曲の段階で体調が悪いことを感じていて、呼吸の状態が悪く、めまいもあったというウォヌが舞台裏で手当てを受けている姿を見た後に、「一番ですよ ファンの皆さんが」「本当に貴重なお時間を割いて 来てくださったわけですよね 僕たちの公演を観るために」「諦めたくなかったです いっそ倒れることになっても 公演が終わってから倒れようって思いました」と言われてしまうと涙腺が言うことを聞かず。あらためて、全てのことは当たり前じゃないって思えたし、私は彼らの気概をひとつもこぼさず受け取っていきたいと。



EP. 03 낯선 길 위에서 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


コンサート会場の後ろの方の座席からの見え方を確認して「後ろの方まで本当にしっかり気を配らないと」とエスクプスが言ってくれただけで救われる思いに。その気持ちは物理的な距離を超えてくれると思うので。


ダイヤモンドの形になるようメンバーが座って集合写真を撮影する時に、ひとりだけいないミンギュが「ミンギュどこに行った!!!」と大声で叫ばれてたり、「ラーメン食べてて、人を待たせるな」と言われてるのが可愛いし、衣装を着たまま食事をするのに食事用エプロンを付けてる(付けさせられてる?)し、打ち上げで乾杯の音頭を取ってる時には着ていたGジャンにご飯粒が付いてて、なんて愛おしい人なんだろう、と。パフォーマンス中のかっこ良さとのギャップにあらためて驚かされました。


眩しいスポットライト、大音量の音響、ファンの声援の中、見えづらい不調を抱えたままステージに上がったエスクプスの様子に気が付いたミンギュが、ファンからは見えないようにエスクプスの目の前に立って声をかけてるのを見て、いつも周りをよく見ていて、小さな変化にも気を配っているミンギュの存在が本当にありがたくて。


声をかけられても返事をするのに顔が上げられない程調子が悪いジョンハンの姿は見ていて本当につらかったし、エスクプスとジョンハンふたりを気遣いながらもコンサートの途中で2人もステージを降りるという緊急事態に直面したメンバー達の心中は察するに余りありました。いつでも最高の姿を13人で見せようと努力してくれているメンバー達が私たちに見せてくれる笑顔の裏の苦労を思ったらもっと楽をしてもいいんだよ、と声をかけたくなります。でも、きっと彼らは楽はしないだろうし、どんなことがあっても前を向いて、上を向いて走り続ける気がするので、私はずっと追いかけていきたいな、と。



EP. 04 이 길의 끝에 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


ホシとディノも体調を崩し気味で、めまいがひどいジョンハンは休みながらの参加という、ギリギリの状態で行われていたワールドツアー。このことは未来への教訓になったらいいなあ、とファンの勝手な我儘ですがそう思いました。とにかく全員可能な限り元気でいて欲しい。


いつも綿密に構成を練って完璧なパフォーマンスを作り上げてくれている彼らだからこそ、メンバーが急遽お休みしたことによる穴埋めはそう簡単なことではないということを思い知らされました。そんなに長くはないリハーサルの時間で、その時にできる最善を尽くす姿には胸を打たれました。


「うちのホシはですね 情熱の溢れる…友達です」と少し照れた表情で言うウォヌとそれを聞いて嬉しそうにしているホシ、「狂ってなきゃ、ああはなれない」とウジが言っているのには同い年最高かよ!と。特にウジの言葉は最高の褒め言葉だと私は思います。人見知りがひどいと本人は言っていたけど、ひとたびステージに上がれば、獲物を狩る虎のように鋭い眼差しで私たちのハートを射抜いてくれるホシにはずっと光を浴びていて欲しいし、「後で自分がこの幸せをもう感じれなくなる瞬間が来た時はどうやって克服しているのだろう、とそんな姿を想像してると少し不安になったり」って言うホシの不安が少しでも減るように、彼らの幸せの形を作るひとかけらでいられたらなあ、と。



EP. 05 미지의 길을 마주하더라도 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


「僕が60歳になって100歳になって本当おじいさんになった時までも」「あの人たちは一生僕の隣にいそうな感じがするし、そうして欲しいし」「みんなを見るととてもきれいです、12人とも」「みんなのことを見つめる時」「ただきれいです」とミンギュが言っていて、家族のようだと思っているメンバーのことを"きれい"だと言うミンギュから見える世界はどれだけ美しいんだろう、と。「僕もそのMVをなんで撮り始めたのかよく分かりません」とミンギュが言っていましたが、映像の勉強し始めてからものの数ヶ月でみんなを唸らせるMVを作り上げてしまったセンスと情熱には感動しました。何事にも気楽に取り組み始めるミンギュの姿勢は見習いたいなあ、と。


ニューアークでのコンサートの前、会場周辺に集まるファンの前にさっと現れてさらっと1曲踊り、ささっと去っていくホシがかっこ良すぎて、その場に崩れ落ちてるファンの方と同じ気持ちに。



EP. 06 이 길의 반환점을 지나면 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


グループの中でも特に心身ともに健康な人、という印象を持っていたジョシュアが頭痛薬を飲むシーンから始まったことには驚きました。ロサンゼルス出身のジョシュアにとってアメリカツアーは特別で、友達や両親に会えるんじゃないかという期待、成長した姿を見せたいという想いがあり、より責任感を持って挑んでいたこと、チームで英語ができる人がジョシュアとバーノンしかいないから、より負担が多かったこと、「公演が終わりましたが本当にきついですね」と本音が飛び出したことなど、大所帯グループの中でここぞという時以外は控えめに、穏やかな姿を私たちに見せてくれているジョシュアの人間味だったり、素に近い姿が見られて嬉しい気持ちになりました。



EP. 07 함께 걷는 이 길 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


ジョンハンとジョシュアに冗談を言いたい放題言われてるスングァンがとてもよい弟の役割を果たしていて、見ていて幸せな気持ちに。「僕たちって常に体を動かさないといけない仕事をしているので」「(メンバーたちの)世話するようになったんだと思います」と言っていた通り、メンバーにサプリメントを配ったり、コンサートが始まる直前にメンバーの体調を確認しに行っている姿には感謝ばかり。スタッフさんが気付けないところをスングァンなら気付けるんじゃないかと思うし、大事な場面で無理してしまうメンバーがいたとして、それを止められるんじゃないか、とも。そういう役割を果たせそうな人がいることは、この先長く活動していく上で、とても重要な気がします。欝々しい気持ちになった時に、自分をそのままにしておく、というリフレッシュ方法には驚きました。ありのままの自分を受け入れられる心のやわらかさ、スングァンのいいところをまたひとつ見つけられたような気がします。


スングァンの誕生日を祝おうと、滞在先ホテルの部屋にメンバーがぞろぞろと入っていくシーンにはほっこり。いつかは全員がその瞬間に一緒にはいられない日も来るとは思うけど、彼らにとってメンバーの誕生日は永遠に特別なんだと思わせてくれる仲の良さと絆は、ファンにとっては希望になるなあ、と。



EP. 08 잠시 숨을 고르고, 다시... | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


自らの体調不良に対して苛々している姿が負けず嫌いのディノらしくて冒頭から微笑ましい気持ちに。ファンとしては万全のステージを見たいとは思うけれど、アイドルだって人間だから不調の日もあるし、それが見えてしまって心配してしまうことがあるかもしれないけど、それを受け止めることだってできるから、あまり自分を責めないで欲しいなあ、と。いつだって彼らはその時その時の全力を尽くしてくれることは分かっているから。メキシコシティでのコンサートは高山地帯だということがあって通常の2倍の酸素呼吸器が用意されていたということを知って、そもそも通常のコンサートでも酸素呼吸器が用意されてることも知らなかったし、私が思っているよりずっと、裏では大変な時間が流れているんだなあ、と。ジョンハンが「ディノ、今日大変だったら休んでもいいよ、大丈夫だから」と声をかけてくれたけど、そう言われたらさらにやりたくなった、メンバーたちが気遣ってくれてるのにここで休んでしまったら申し訳ないと言っていて、負けず嫌いもさることながら責任感も強い人だなあ、と。メンバーたちが酸素マスクを口元に当てている姿が次々と映し出されるシーンは壮絶でした…。


「お客さんが足を運んでくださった苦労などを忘れないと、心にきちんと刻んでステージに上がると伝えたかったです」というディノの言葉には涙腺が歪みました。私は足を運ぶことは苦労だとは思わないけど、大変な時もあったりするから、彼らがそう思っていてくれるだけで大変さが吹き飛ぶ気がするので。SEVENTEENとCARATが居て、お互いを思い合う場所がコンサートだと思っているから、私も彼らがどれほどの苦労を抱えてステージ立ってるのか、忘れないでコンサートに参加したいなあと思いました。



EP. 09 나만의 속도로 길을 걷는다면 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


子供の頃から音楽を聴くとき、原曲に自分の声が少し入っていたらどういう風に消化できるかなという想像をしていたというバーノン。バーノンの歌声で心がまるごと持っていかれることが多いのは、子供の頃からの積み重ねのお陰なのか、と納得しました。そして、バーノンが滞在先にも多くの機材を持ち込んで作業している勤勉な姿にとても感心したし、そのことをウジが誇らしいと褒めていることも素晴らしいな、と。お互いにリスペクトし合って、これからも相乗効果が生まれていくんだろうなあ、って。自分自身に対していつも残念に思う部分が多いから、そこを着実にカバーして行きたいと言っていたのには少し驚きました。華やかな見目と落ち着いたメンタル、天才的なセンスを持ち合わせているから、何事もさらりとやってのけてしまう人だと思っていましたが、裏ではコツコツと努力を重ねているんだなあ、と。知らなかった一面に出会えてとても嬉しかったです。


そんなことを真面目に思っていましたが、バーノンの寝起きがセクシーすぎてひっくり返ったことと、トレーニングしているジョシュアの胸筋がこんもりしていることにびっくりしたことを告白しておきます…。



EP. 10 나를 마주하는 시간 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


ジュンとディエイトが二人きりの時は韓国語を使わないという事実がエモいなあと思っていたら、僕とジュン兄さんと性格は合わないんです、とディエイトが言い切るからくすりと笑ってしまいました。繊細なディエイトと全く何も気にしないジュンだけど、一緒にいるとすごく気楽というのは最高だな、と。「恥ずかしいけど、僕にとってSEVENTEENは'青春'ですね、僕の'青春'」と言ったり、「僕なんて大した存在でもないのに、これだけ多くの人々の前で誕生日を祝ってもらうのも(ありがたいことだと)」と言ったり、感受性の豊かさや謙虚さ、思慮深さがよく伝わってきたし、活動を始めた頃は言葉の壁がまだまだ高くてたくさん発言することはなかったけれど、実は思っていることをきちんと言葉にして伝えられる人だということがよく分かったし、ディエイトの丁寧に生きている感じがとても好きだと思いました。



EP. 11 나에게로 와 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


ジョンハンが「あまりめまいがしなければいいな」と願いながらいつも公演していると言っていて、めまいって普通に暮らしていたって大変なのに、ハードスケジュールの中、激しく踊る人にとってはどれだけの苦痛なんだろう、と想像したらしんどくなりました。こういう時、ファンは祈ることしかできなくてもどかしい…。公演が終わって、ホシとふたり、頭を突き合わせて慰労し合っている姿は可愛くてほっこりしました。見ているこちらも苦しくなる映像が多かったので、ここで救われた気が。


シアトルのホテルで夜の11時50分に日本語の先生と電話でやり取りしていましたが、会話が全て日本語だったことには驚きました。英語はジョシュアとバーノンができるけど、誰かは日本語を学んだ方がいいからと学び始めたジョンハンが、学んでいると楽しくもなってきたし、頑張ってもいるし、もっと早く上達したいと言っていて、ジョンハンペンの私にとってこれは本当に嬉しいことでした。忙しい中、無理矢理勉強するのはしんどいと思うので、楽しんでいてくれて何よりです。


「ジョンハンが言うSEVENTEENでのジョンハンは?」というスングァンの問い掛けに、「可愛い子?」と言ってから照れ臭くなったのか、口を大きく開けて笑うのが可愛くて。うん、あなたはとても可愛い人だよ、と。「ただ水が流れるように生きよう」と思っていたジョンハンが「水が流れるように生きるけど、頑張って生きよう」になった感じがするというのは素晴らしい変化だと思うし、僕らのチームの力になりたいと言い切る姿は頼もしかったです。そして、「メンバーですか?」「愛してます。」と言った声がとてもやさしくて、心のやわらかいところを撫でてもらった気がしました。



EP. 12 어두운 밤길을 걸을 때 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


「他人が思うジュンと本当のジュンが違うと、僕は少し負担です」「韓国語を話す時は、どんな風に話したら、自分の考えをスングァン、ドギョム、ホシのようにもっと面白く表現できるのか明確に分からないから言葉の数が少なくなるんじゃないかなと思います」「たくさんいたずらしてて、言葉の数も多い方ですけど、プライドが高いとも言えます」「自分の弱い部分を他人に見せたくない時があります」「完璧主義・・・かもしれません」とジュン本人の口から私が知らなかったジュンを教えてもらって、他人の私が思うジュンと本当のジュンが少し近づけたのかな、ジュンの負担がこれで少しでも減ればいいなあ、と思いました。


ホシの自信ある姿やスングァンが持っている歌の雰囲気を見習ったり、昔はバーノンの余裕を習いたかったなど、メンバーのことを尊敬しつつ、上手くなったのはSEVENTEENのおかげだと言う謙虚さを持ち合わせているジュン。そんなジュンのことを愚直な感じがするとホシが言っていましたが、ジュンの正直さ、純粋さはその世界において希少だと思うので、それを失うことなく輝き続けて欲しいなあ、と。



EP. 13 결승선까지 내가 옆에 있을게 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


ドギョムのことを「何か1つミスしたら1人ですごく自責して、僕が見ると全然そうじゃないのに」とミンギュが言っていて、歌うことに関して目指しているところがとても高いところにあるんだな、と。ドギョム本人は、アルバムを出すたびにスランプが結構大きく来る、と。音のピッチがどんどん高くなり、曲も歌も難しくなってくるから、自分はこれしかできないのに歌手をやってもいいのか、と葛藤する、と。そんなドギョムの心の内を聞いた後に流れてきたSpaceの歌声には涙腺が歪みました。金管楽器が鳴るように強く響く声と誰もが認めるテクニック、そこに加えてドギョムが歌に感情をのせる努力を怠らないから、聴いているこちらが感動するんだなと思いました。


「本当にここまで良い人が他にいるのかなって思える人です」「気配りもあるし、他の人のために自分がどうすればいいのかたくさん考えて、悩む人」「すごく優しい人だと思います」「隣にいて欲しい人」とジョンハンが言い、「愛されることも好きだし人を愛することも好きな、そんな人だと思います」とドギョム本人が言っていて、まず「隣にいて欲しい人」というところで瞠目してしまったのですが、そう思っているジョンハンと愛することも好きなドギョムがよく行動を共にしているのは自然の摂理なんだなあ、と。ドギョムにとってのジョンハンはどういう人なのか気になるので、教えてくださいドギョムさーん。



EPILOGUE. 우리, 다시 | SEVENTEEN : HIT THE ROAD


中止せざるを得なかった公演を待っていた方たちのことを考えると、メンバーと同じ気持ちになりました。ステージの裏では痛みを堪え、酸素を吸入し、少しでも体力を取り戻そうと座って休み、またステージに上がって行く彼らの姿には、ありがたいという気持ちが溢れてきます。好きという感情だけでは突っ走れない世界で、彼らが走り続けるための力になりたい、なれたらいいなと思いました。


もっと満足できる姿でまたお会いするのが僕たちの目標です、とウジが言っていましたが、その目標は私にとって光です。どうか、また、会えますように。


各映像に付けられていたタイトルと、

PROLOGUE「HIT THE ROAD(出発する)」
EP.01「君が気楽に歩けるように」
EP.02「速く走ることだけが重要ではない」
EP.03「見知らぬ道の上で」
EP.04「この道の終わりに」
EP.05「未知の道に出くわしても」
EP.06「この道の折り返し点を通り過ぎたら」
EP.07「一緒に歩むこの道」
EP.08「少し息を整えて、もう一度…」
EP.09「僕なりの速さで道を歩けば」
EP.10「自分に向き合う時間」
EP.11「僕のところに来て」
EP.12「暗い夜道を歩く時」
EP.13「ゴールラインまで僕がそばにいるよ」
EPILOGUE「僕たち、また」

ドキュメンタリー映像の最後に流れるメッセージが、

EP.01「僕の小さな足跡が重なれば いつかしっかりとした道ができる」
EP.02「少し速度を落として 息を整えたら 刹那の瞬間を永遠に心の中に刻むことができる」
EP.03「誰でも道に迷ってしまうことがある 見慣れない怖いこの道を再び歩んでいく勇気さえあればいい」
EP.04「温もりを込めた温かい眼差しと優しい微笑みを放つ君さえいれば 僕が立ち上がる理由は十分だ」
EP.05「勢いよく第一歩を踏み出したこの瞬間は偉大な歴史のスタートになるよ」
EP.06「君がくじけないように僕が前で君を守るよ」
EP.07「この道が美しいのは 君と一緒に歩いてるからだよ」
EP.08「厳しくて疲れたこの旅が終われば、僕たちはこの世になかった存在になるでしょう」
EP.09「今波の上で揺れているのならただその風を感じて柔軟に身をまかせて 風が収まり波が小さくなるといつか海を踏んで立つようになるよ」
EP.10「朝が訪れる直前、闇が絶頂に到るように 僕たちは今最後の成長痛を経験しているだけさ」
EP.11「道に迷っているならいつでも僕のところに来て しばらくあたたかい温もりを分かり合えば、君自ら方向を見つけられるよ」
EP.12「心配しないで 君という光が差し込んで闇を照らす天の川になるよ」
EP.13「長く険しい道だとしても そこがどこだとしても最後まで一緒に歩いて行くよ」
EPILOGUE「僕たち、また一緒に歌うその日まで 君に向かうこの道は終わらないはずさ」

とても好きだなあと思っていたら、このタイトルとメッセージがEPILOGUEの公開後に発表された楽曲「우리, 다시(Us, Again)」の歌詞になっているものがあることを知って、好きがいっそう増えたし、心にも体にも沁み入る旋律で癒されました。



SEVENTEEN(세븐틴) - 우리, 다시(Us, Again)


映像には歌詞が表示されていましたがメンバーの直筆だったのでグッときました。

네가 편히 걸을 수 있도록
언젠가 널 위한 길을 만들어줄 거야
파도 위에서 흔들리고 있어도
훗날 우린 파도를 밟고 서 있을 거야


낯선 길 위에서
누구나 길을 잃어버릴 수 있어
험난한 길도 내가 함께할 테니


우리 다시 함께 노래하는 그때, 그날까지
너를 향한 이 길은 끝나지 않을 거야
모든 이유와 이 길이
아름다운 건 네가 있어서


이 길의 끝에서 반환점마저 지나면
네가 더는 지치지 않게 내가,
내가 널 지켜줄게
혹여 무슨 일 있어도 우리,
다시 꼭 만나자


어두운 밤을 걸을 때
걱정하지 마 내가 있잖아
밝은 빛이 스며들어 어둠을 밝혀줘


우리 다시 함께 노래하는 그때, 그날까지
너를 향한 이 길은 끝나지 않을 거야
모든 이유와 이 길이
아름다운 건 네가 있어서


이 길의 끝에서 반환점마저 지나면
네가 더는 자치지 않게 내가,
내가 널 지켜줄게
혹여 무슨 일 있어도 우리,
다시 만날 거야


잠시 우리 숨을 고르고 또다시
힘들고 지친 여정을
끝내고 우리 마주해
아침이 오기 전에 그때
절정이 이르듯 우린
성장통을 겪고 있는 거야


나에게로 와 길을 헤매고 있다면 언제든
따스한 온기를 나누면 길을 다시금
찾을 수 있을 테니까
겁내지 않아도 괜찮아


이 길의 끝에 온기와 따뜻한 미소가
빠르게 지나가는 시간 속에 우릴 지켜 줄 거야
잠시 속도를 늦춰도 우리,
다시 만날 거야


君が安心して歩けるように
いつか君のための道を作ってあげるよ
波の上で揺れていても
いつか僕らはその波の上に立っているだろう


見知らぬ道の上で
誰だって迷うこともある
険しい道でも僕がそばにいるから


僕らがまた一緒に歌えるその時、その日まで
君に向かうこの道は決して途切れないよ
全ての理由とこの道が
美しいのは君がいるから


この道の先で折り返し点を過ぎたら
君がこれ以上疲れないように僕が
君を守ってあげる
もしも何かがあったとしても僕ら
必ずまた会おう


暗い夜道を歩く時
心配しないで、僕がいるから
明るい光が広がり闇を照らす


僕らまた一緒に歌えるその時、その日まで
君に向かうこの道は決して途切れないよ
全ての理由とこの道が
美しいのは君がいるから


この道の先で折り返し点を過ぎたら
君がこれ以上疲れないように僕が
君を守ってあげる
もしも何かがあったとしても僕ら
また会えるよ


しばらく息を整えてまた
つらく疲れ果てた旅を
終わらせて会おう
朝が来る前、その時
絶頂に至るように、僕らは
成長痛の中にいるんだ


僕のもとに来て、道に迷っているならいつでも
あたたかいぬくもりを分かち合えば道はまた
見えてくるから
怖がらなくていい


この道の先にぬくもりとあたたかい微笑みが
早く過ぎゆく時間の中で僕らを守ってくれる
少しゆっくりになっても僕ら
また会えるよ
(日本語訳は字幕そのまま)


ドキュメンタリー映像と聞いて、どんな裏側を突き付けられるんだろう、と少し怖いと思う気持ちもありました。実際、目を背けたくなるシーンがたくさんあったけれど、知ることができて良かったこともたくさんありました。


この頃、どのようなファンでいることが彼らにとって幸せなんだろうとよく考えます。私にできることはペンライトの海の一部になることくらいだと思っているので、もしその機会に恵まれるのなら、彼らへの感謝の気持ちを持ってペンライトを振りたいです。